先週から取り掛かっていた、鉢植えの土の入れ替えがやっと終わった。
へとへとですぅ~。
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さて、フレッチャー先生のホメオパシー分析といきましょー。
・・・の前に、もう少し『セッション(原題は【Whiplash】)』の内容について
ざっくり説明しておきます。(ネタバレ勿論あり)
↓
ニューヨークの名門音楽学校1年生。多分ジュリアード音楽院を示唆しているんじゃないかな?(よぉわからんけれど)。
アンドリューは世界的に一流のジャズドラマーになりたい、と思っている。
家はあんまりお金がないみたいで奨学金で学校に通っている。
父さんは優しそうな人で、アンドリューと一緒に映画観に行ったりとかしているんだけれど、
アンドリューが赤ん坊のころにお母さんが家を出たエピソードとか、
物書きなんだけれど本業は高校教師とか、
なんていうのかな、甲斐性がないっていうのかな、
親戚からもお父さんはなんとなくバカにされている感じ。
その有名音楽院にはすっごく有名なコーチがいて、
それがフレッチャー先生。
フレッチャー先生の私的なバンドなのか、そのへんは学校の仕組みってよくわからないんだけれど、
そのフレッチャー先生が率いているビッグバンドジャズに入ることが出来れば、
もう将来の栄光が確約されたも同然で、だからそのバンドは皆の憧れの的。
で、アンドリューは頑張って頑張って、フレッチャー先生に大抜擢される。
・・・されたはいいが、 このフレッチャー先生はメチャクチャ怖い。
軍隊並みにフレッチャー先生の一挙一動に生徒たちはビビる。
『リズム叩いてみろ』
『んー、走ってる』
『うーん、今度は遅れてる』
『走ってる』
『遅れてるぞ』
バーン
(ここで瞬時に椅子が飛ぶ)
『お前、自分で速いか遅いかもわからないのか!』
『・・・わ、わかりません』
『口でテンポ言ってみろ』
『1、2、3、4』
(“4”のところでビンタ)
『1、2、3、4』
(“4”のところでビンタ)
『1、2、3、4』
(“4”のところでビンタ)
『1、2、3、4』
(“4”のところでビンタ)
『1、2、3、4』
(“4”のところでビンタ)
モラハラもたくさん。
「だから母親はお前のおやじから逃げたんだ」
「お前なんてユダヤの〇✖△■・・・」
(この映画、放送禁止?用語が盛り沢山(汗))
『こういう話を知っているか?』とフレッチャー先生は生徒たちに熱く語り掛ける。
「チャーリー・パーカーっていう有名な天才ジャズミュージシャン(楽器はサックス)は、まだ下手くそだった16歳の頃、ジョー・ジョーンズという有名ドラマーにシンバルを投げつけられた。で、その16歳の少年は悔しくって懸命に練習して、後に『バード』と言われる天才モダンジャズの先駆者になった。シンバルを投げつけられなければ、チャーリー・パーカーはバードになれなかったんだ!」ってね。
『俺は「Good Job」って言葉が嫌いだ。それを言われたら人間ダメになっちゃうんだ』
ともフレッチャー先生は云う。
生徒達はフレッチャー先生が怖くてしょうがなくて、
それでも憧れのフレッチャー先生の語る一言一句に真剣に耳を傾け、懸命に指導についていこうとする。
こういうひとのことを、
カリスマ教師
というんだろう。
さて、そろそろ分析いきますか。
いつものようにエレメント分析から入ります。
フレッチャー先生は間違いなく優性エレメントは『火』。
『火』は利己性、欲望、怒りのエレメント。
個人的な引力、勇気、霊感を持つ。
一番劣勢なのは『水』だろう。
フレッチャー先生は感情的に鈍感でドライな感じ。
(文字通り “潤い” がないのだ)
2番目のエレメントに何を持ってくるか(『土』か『空気』のどちらか)というと、
それは映画のシーンの中にヒントがあった。
フレッチャー先生が、ドラムの主奏者争いを3人にやらせたとき、
例のごとく『速い!』『遅い!』『ファッキンテンポーっ!』と怒鳴り続け、
3人に交代でどかちゃかドラムを叩かせる。ドラムには鮮血が飛ぶ。
これが夜の9時から深夜2時まで5時間ぶっ通しで続いた。
5時間だよ?
(フレッチャー先生に疲労の色は見えず・・・化け物かよ・・・もしくはキチ〇イ・・・)
この感じは『火』と『土』のミックスですね。
・・・佳境ですが、今日はもう疲れたのでここまで。
では。