今日は先日後回しにした『女性の社会的抑圧』と『アーサー王物語』について書きます。
(なーんて大層なフリですがチャチャチャッと簡単にね(笑))

 

今月のナショナルジオグラフィック。

 

ざざーっと雑誌の中身に目を通してみて、
改めて「世の中の女の人って頑張ってるんだなー」と、・・・ノンキな感想でごめんなさい(*_ _)人スマン。

だって、日本だけ見たってレイプ事件だの幼女の虐待だのニュースってしょっちゅう目にするし、
世界を見まわしたら多くの児童婚だの、ショッキングな2012年インド集団強姦事件はまだ記憶に新しかったり、
アラブではやっと最近女性の自動車運転が解禁になったってのがあったけれど、
それでも全然まだまだだよな・・・、と思っていて、
だけどね、今月のナショジオを読んで改めて世界の“ウーマンパワー”っていうのかな、
月並みな言い方だけれど世界の多くの女性たちの頑張りように感動しました。
一昨年、トランプの娘のイヴァンカさんが来日した時に安倍首相が「イヴァンカ氏の“女性起業家を支援する基金”に57億円の拠出を表明した」ってニュース、
そのときは「ゴマすりか?」と感じたんだけれど、これって世界の動きに(それなりに)合わせたものだったのね~。。。

でも日々の国内のニュースには日本の女性の頑張りの成果を感じられるものって殆どなくって、
とすると、日本はやはりそこんとこは未熟なんでしょうね。

 

 

Sep.のホメオパシーのレメディ分析の中で「社会の中で抑圧を受けてきた女性」についてチラッと書いたけれど、
それについて補足します。

 

 

『アーサー王伝説』の中で、アーサーがある敵と対峙した時に、
その敵から「この世の女が一番求めているモノを答えよ」という謎かけをされる。
で、アーサーはその答えの探求に1年を要するんだけど、その答えって『富』でも『美貌』でもなかった。
それは

『男を支配すること』

だったのです。

彼と彼女の悲劇にあらすじがあります。わかりやすくまとめてあってありがたいです)

 

 

これを読んだのは10代の文学少女だったときで、
まだまだお子ちゃまだった私は「男を支配することが女の最高の望み?」とキョトンとしてしまったんだけど、
更年期を迎え人生半ば超えたよな?ってなこの歳ならわかります。

 

・・・でもね、ふと思ったんだけれど、
支配される側から対等の立場に行くって意外と難しいと思うんですよ。
それよりも支配する側に回っちゃった方がね、簡単というか、エネルギーバランスってそういうもんで、
ほら、スターウォーズでもアナキンはフォースにバランスをもたらす “選ばれし者”だと予言されたけれど、
一旦ダークサイドに落ちなきゃならなかったでしょ?(すんません、スターウォーズ好きなんです・・・)

 

もうひとつ、ふと思い出したことがあって、
大好きな元フィギュアスケート選手(男子シングル)のジョニー・ウィアーが2014年に夫と離婚したという報道があったとき(今ネットで確認したらその後復縁したらしいけど)、
そのときの彼のコメントで
「男性同士の結婚は、男女の結婚とは違うんです。つまり、僕らは常にどちらが主導権を握るかで争っているんですよ。・・・」
ってのがあって、
それ(“主導権の争い”って程じゃなくても「あっ、ここは譲りましょ」ってなやりとり)って男女間でも普通にあるよね?、って感じたんです。
でも確かに男同士だとパワーがある分、激しい闘いになりそうなのはなんとなくわかるような気がする。

 

性差の違いというわけではなく、
個と個が関係すると「支配する側」「支配される側」という問題は必ず浮上してくるんじゃないかなぁ。
「宇宙のあらゆる事物は陰と陽の互いに対立する二つの側面を含んでいる」「世界は陰陽という二つの気が対立して統一される矛盾な運動の結果である」というのは中国の陰陽学説です。
優勢劣勢を見極めつつお互いに助け合い、補い合い、・・・という関係が私は望ましいと思うのですが。。。
(これって『言うは易く行うは難し』(笑))

 

 

 

さてと、
今後、世界の中で女性がどのような立場を得ていくかを見るのが楽しみ。

 

 

では。