ななこです。寒がりのななこは冬の間じーっとコタツの中にいることが殆どでしたが、最近暖かくなってきたので元気に動き回るようになりました。

20210321ななこ

 

 

「週末はご飯作りしなくていいよ」と優しいおとーは言ってくれるんだけど、
すっごく簡単なものなら作りますよ。お野菜や良質のたんぱく質を摂るのって大事だし。

で、今夜は簡単な茹で蒸し鶏と菜の花。味噌マヨダレで。

20210321茹で蒸し鶏

どっちゃりキャベツのサラダに納豆をかけた。あと冷ややっこ。

20210321納豆サラダ

 

昨日はスーパーで買ったお寿司を食べて、
一昨日の夜は赤カレイを煮ました。おとーはカレイの中では赤カレイが一番好き。

20210321赤カレイの煮つけ

牡蛎・・・、AGEsを増やさない為に焼かない調理法を考えていて、お味噌汁に入れちゃうのは飽きたので土手鍋風に味噌味でサッと煮てみた。野菜室に残っていたキャベツと人参と種類のわからないキノコと。牡蛎の身が縮むのが嫌だったので片栗粉で薄く衣をつけています。

20210321牡蛎と野菜の味噌煮

 

 

激ウマっヽ(・ω・〃)。

 

 

 

牡蛎って美味しいよね。
おとーは大きい形のカキが苦手らしくて、
だから大きいカキは私が独り占め出来て超ラッキーなんです。(〃・ω・)ノ ヤッタネ!!☆

 

 

 

ってなわけで、一昨日からぼんやり牡蛎のことを考えていて、
そしたらお気に入りのYouTuberのはまゆうくんも牡蛎の動画を今日あげたりしていて、
なんか盛り上がってきたので牡蛎のことについてホメオパシーをからめてちょこっと書いてみようと思いました。

 

そういえば以前に夢中になって読んだ『みをつくし料理帖』の最初の話(だったっけかな?)が牡蛎にまつわるお話でした。
関西出身の女料理人のみをちゃんがお江戸で店の客に【牡蛎の白みそ仕立て】を出したところ、
「せっかくの深川牡蛎を」をえらく不評で・・・ってな内容で、
甘く柔らかい風味の白みそは江戸っ子の舌に合わないのは、
元々は関東人の私が30歳の時に京都に転居してそれなりに甘くて美味しい白味噌に馴染んだんだけど、
それでも関西を離れたら「やっぱりお味噌はきりっとした味わいの赤(系)だよね」と思ってしまった感覚と似ているのかもしれない。。。

 

 

我が家で牡蛎の味噌煮を食べた翌日、推定Lyc.(ライコポディウム)の知人男性と話していて、

「ねぇねぇ、牡蛎って好き?」

と聞いてみた。
(Lyc.はカキに感受性がある、ってのはホメオパシー界あるあるなので)

 

 

「普通に好きですよ」

と答えが返ってきて、ちょっと私は拍子抜けしちゃって
(だって「普通に好き」って多分多くの日本人がそうだから)

 

でもその後に続いた返答に私は「うひょーい♪」と喜んでしまった。

 

「でも“生”は食べられません」

 

 

そうだよね、生のカキ、って結構日本人では好みが分かれていて、
「絶対ダメ」って人は時折見かける。
「生」に限定した途端、より感受性が強調されるわけです。

 

 

元々西欧では一般的なカキの食べ方って “生” なんですよ。
だからホメオパシーの古い文献に出てくる“牡蛎”って“生牡蠣”を指しているんじゃないかと。
・・・とMacRepertoryでルブを調べて確認してみたところ(とりあえず【generalities】だけ見ると)、

★generalities; FOOD and drinks; oysters; agg. (16) : 4LYC., 3Aloe, 3Bell., 3Brom., 3Bry., 3Carb-v., 3Coloc., 3Podo., 3Puls., 3Sul-ac., 2calc., cop., euph., lach., rhus-t., sapin.
★generalities; FOOD and drinks; oysters; amel. (1) : lach.
★generalities; FOOD and drinks; oysters; aversion (3) : 3Phos., calc., nat-m.
★generalities; FOOD and drinks; oysters; desires (8) : 4LACH., 3Bry., 3Calc., 3Lyc., 3Nat-m., 3Rhus-t., apis, brom.
★generalities; FOOD and drinks; oysters; desires; raw (2) : lach., rhus-t.

とあって、
「ありゃ?、generalities; FOOD and drinks; oysters; desires; raw って表記もあったな・・・」
と、わざわざrawと特定しているルブもあって、
私の『牡蛎=生牡蠣』の憶測疑惑は誤りか?、とがっかりしつつも、
レメディ数も点数も乏しいし、そんなに目新しいレメディも登場していないし、
このルブはそんなに重要視しなくていいや、と勝手に判断しました(笑)

 

よって、ホメオパシーの文献で登場する牡蛎はおそらく『生牡蠣』を指している、と8割がた考えてもいいんじゃないか、という結論です(超テキトーですが多分当たっていると思う)。

 

 

っていうことを踏まえて上記の挙げたレメディ群を見ていて気付いたのが、
Lach.(ラケシス)ってLyc.以上に牡蛎が大好物なんだ、ということ。
しかもLyc.(ライコポディウム)のように切望もするけれど悪化・嫌悪もする、という両端の感受性ではなく、
Lach.(ラケシス)は牡蛎で一切の悪化・嫌悪はない、という点。
これは牡蛎=生牡蠣を指しているのだとすれば良く理解できる。
生牡蠣はするっとしたのど越しが一番の特徴なので、蛇としたら食しやすいということなのだろう。

 

 

ちなみに私は牡蛎はミディアムレアの火の通り具合が好きで、
胃腸の弱いおとーは「出来たら生牡蠣は避けたい」と言っている。

 

 

(食とホメオパシーを絡めて現代の解釈で考えるのって結構面白いので、今後も何か思いついたら書いていきます)

 

 

では。