今日はおとーに手伝ってもらって百合の鉢の植え替えをした。

百合『トライアンフェター』一鉢目。30リットル容量の大きな鉢。

20171126トライアンフェターの球根1

二鉢目。もうにょきにょき芽が出ている「せっかちさん」が多い(笑)
早く目が出ちゃうと霜にやられちゃうので、鉢だったらなるべく深い鉢に、地面だったら出来るだけ深く掘って埋めてあげるのがコツ。

20171126トライアンフェターの球根2

こんな感じで計七鉢やっつけた。

 

球根って増えるんだよ(泣)

 

全部は育てきれない。
ご近所には植物LOVE♪って方があまりいなくて
差し上げるのも気が引けるので、三分の一程は処分することにした・・・。
なるべく小さい球根は拾ってあげて鉢の隙間に放り込ませるぐらいの温情はかけてあげた。
(こうしておくと少しずつ成長して2~3年後に一人前の球根になる)

 

そして、
球根の山と一日格闘していたら昨日までのチューリップ熱がすっかり冷めてしまった(笑)
ずーっとネットを検索して「どれを買おうかな♪」と悩んでいたが、

ヤメヤメ。

 

もう満腹です。

 

 

 

 

潰瘍性大腸炎 中国由来の生薬が効果

11/25(土) 18:35配信20171126-1

日本におよそ20万人いるとされ、安倍首相もこの病気であることを自ら明かしている潰瘍性大腸炎。慶応大学などが、この病気に対して、中国由来のある生薬が有効であることを、科学的に実証した。
効果があると実証されたのは、リュウキュウアイなどの植物から抽出した、青黛(せいたい)と呼ばれる粉末の物質。
以前から漢方薬として使われてきた実績はあったが、科学的に検証されておらず、今回、慶応大学など、およそ30の施設の共同グループが臨床試験を行った結果、その有効性がアメリカの権威ある雑誌に掲載された。
中国由来の生薬が、科学的方法論で有効性が証明されたことは異例。
この研究の代表者である金井隆典教授は「生薬には副作用があるため、決して自己判断の使用はせず、医師と相談してから使用してほしい」と述べている。

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潰瘍性大腸炎かぁ。。。

それこそホメオパシーを一度試してみて欲しいけれど、
改善が見られなかったら生薬もいいと思います。

 

・・・にしても、
この「青黛(セイタイ)」を単品で、しかも患者の体質等一切考慮せず処方するの?
それって中医学のやり方じゃないよね。さすが西洋医学(←ちょっと嫌味)。

上記記事のヤフーコメントを読んでみると、
この「青黛(セイタイ)」を摂ってみた方のコメントがいくつかあって、
でも副作用として、頭痛や冷え性が起こることが多いようだ。

頭痛はなんともいえないが、冷え性っていうのはよくわかる。
この「青黛(セイタイ)」って
『青黛は鹹で入血し寒で清熱し、肝経鬱火を瀉散し、清肝涼血解毒に働くので、温毒発斑・血熱妄行の吐血衄血・肝火犯肺の咳血・小児疳積・発熱などに適する』
と中薬学の本には説明があって、要は『熱をとりのぞく』ものなのだ。

 

『そもそも青黛って外用薬で、患部に直接つけるものなんだよね。外用薬って毒性が強いものが多いから内服ってちょっと危ないかもね』(私)
『だったら浣腸はどうかな。直接患部に“塗布”ってニュアンスで。それより腸内で溶ける内服薬を作ればいいんだよ』(おとー)

 

ってな会話をおとーと繰り広げつつ、ヤフーコメントを全部読んでいたら、
そのコメントの中に、こんな興味深いものがあった。

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私は、直腸型の28年目の患者です。
今まで、寛解と再燃を繰り返して来ました。
薬も最初は、サラゾピリンからステロイドの注腸まで使用し、症状を抑えながら過ごして来ました。
ある時ネットで、セイタイを使用されてる方のホームページを見つけ、セイタイを取り寄せ、最初は、オブラートに包んで飲んでみましたが、 頭痛がひどく使用を中止しました。
その時は、ステロイド注腸を使用しても下痢や下血が治まらなかったので
自己責任で、ステロイド注腸のチューブと注射器を使い、セイタイを注腸
したところ、翌日からは下痢や下血も治り驚きました。
その後も2回ほど注腸を行ったところ、便も普通の便に戻りました。
医者にもこの事を話して、現在、薬も一切服用せず、今年は申請も止めました。
早くセイタイが、広く利用されるようことを願います。
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/videomain?d=20171125-00000507-fnn-soci&s=lost_points&o=desc&t=t&p=6
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おおおーーーーーーっ!!

やってみられた方がいらっしゃった!!
しかも大成功(^_^)v

凄いなぁ。
こういう人って、どんな病気にかかっても自らの嗅覚で乗り越えていけそうだよね。

 

 

でも専門医の方からのこんなコメントもあった。

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消化器内科の潰瘍性大腸炎専門医です。
青黛には肺動脈性肺高血圧や腸重積を起こすという、重大な副作用があります。
厚生労働省も既に通達を出しています。
www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/dl/161227-01.pdf
こんな短期間の有効性を示しただけの論文で、薬剤を長期に服用しなければならない慢性の潰瘍性大腸炎の患者さんに対して全く向いていない漢方です。
なんで慶応大学がこんな危険を煽るようなことをするのか、まったく理解できません。ニュースに出たからと言って、安易に服用しないでください。
本当に危険な植物なんです。
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青黛
が危険な植物には間違いないけれど、
植物って大概危険だし、どんな薬にも副作用ってあるもんだし、
苦しんでいる人たちが少しでも楽になるんだったら、
何かしらの可能性に挑戦していくのが人間だよね。

 

ということで。

では。