飼い猫のタマ(♂)がどこからか仔猫三匹を連れてきた・・・・ってお話。
まるで母猫のように世話を焼いているそうだ。
野良猫のほとんどの母猫は早々に育児放棄しているのが現状だと思うのです。
猫は一年に2回、多いと3回は発情期があって出産を迎えるのでマゴマゴしていられないのかもしれないし、
他にも色々事情があるのかもしれない。
近所の植え込みで捕獲したてんまるは生後三週間程だったし、
小豆島出身の白猫のココはもっと小さかったし(拾ったのがご年配の女性で「私はもう世話ができないので誰か貰ってくれる人を探して欲しい」と避妊手術代金と共に動物病院に預けられたのを我が家で引き取った)、
大阪出身のももこは野良猫の母親や兄弟猫と過ごした期間がてんまるやココより長くて、それでもせいぜい1か月程度。その後は人間の手で世話されていて、うちで引き取ったのは生後2~3ヶ月位だったかな。
シンガプーラのななことロシアンブルーのすずこはペットショップで購入しているので、
最低でも2ヶ月は母猫と暮らしたんではないだろうか。
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2020年7月8日 11時18分
東京都大田区のマンションの一室で6月、女児(3)が飢餓と脱水で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の居酒屋従業員梯(かけはし)沙希容疑者(24)が以前にも、女児を1人自宅に残し、たびたびパチンコや飲み会に出かけていたことが捜査関係者への取材でわかった。5月には鹿児島県に3日間滞在していたという。
事件では8日間にわたり同県に住む知人男性と一緒にいたことが判明しており、警視庁は、放置が常態化していたとみて事件の経緯を詳しく調べている。調べに対し、梯容疑者は「死ぬとは思わなかった」と供述しているという。
(以下略)
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ここ数年、こういうネグレクト(育児放棄)の事件が多い。
以前はその都度「どうしてそんな・・・」と切ない気持ちになっていたが、
最近は「猫と変わらないのかな」と思うようにしている(そう思わないとやっていけない)。
男性にいきなり父親の自覚を持て、と言ったってそれが難しいのと同様、
女性だってすべての人が出産と同時に母親の適性が備わるわけがない。
母性神話なんて嘘だと思う。母性本能なんてないと思っていた方がいい。
もっと「あ、自分は子育て無理ぽ」って思ったら、即丸投げできる支援組織がもっとあった方がいいし、
同時に子供を育てている母親に「子育て、大丈夫?無理してない?」という周囲から常にあたたかな関心を向けられるような社会が望ましいのではないかと。
ちなみに私の母親は、私の兄の父親と離婚後、その兄を祖母に預けている間にオトコと暮らし私を産んだ。
で、二人の子供を祖母に預けずーっと働いてきたんだけど、
「私は一切子育てはやっていない。お前たちを育てた責任は私にはない」と清々しい程にきっぱり言い切った姿には感動すら覚えた。
色々問題のあった母親だったけれど「お前たちの為に自分を殺して生きてきた」というタイプの親よりはマシだったかなと思っている。
自分の人生を生きたいのなら子供は手離した方がいい。
・・・・と誰か言ってあげられる人がいればよかったのにね。。。
では。