抱っこ中のココ

20180407ココ

甘えん坊すずこ。手のひらを向けると自分からスリスリする。

20180407すずこ

 

これは先月末の写真。

20180407チューリップ1

1週間後の写真。チューリップの黄色い縁取りが白色になってる。

20180407チューリップ2

 

覆輪が色変わりするチューリップなんて面白いなぁ、とホームセンターで購入した『球根・赤セット』に大満足(^^)
「これ丈が伸びているよね」とおとー。
気が付かなかったけれど、チューリップって花が咲いてからも成長し続けるものなんだ・・・。

 

 

近所に大嫌いな くそばばあ がいて、
なんで嫌いかっていうと5年前に引っ越してきたばかりの頃、
やたらと「ねぇ、ねぇ、どうして借家住まいなの?」としつこくて、
田舎の人には自分たちとは違う生活スタイルのあり方っていうのがわからないようで、
最初のうちはそれなりにちゃんと答えていたんだけれど
(ここって知らない土地だし、とか、お金ないし、とか)、
何をどう言っても納得しなくて、
「やっぱり、アレでしょ?アレだからよね、やっぱりね」とフンフン頷いているので、
「なんですか?」と訊くと、
「ご主人、どうせ長生きしないもんね、先に死なれちゃったら奥さんローン大変だもんね」としたり顔。

 

「(´・ω`・)エッ?」

 

その頃はうちのおとーは透析をしていたし、
その くそばばあ のご主人も透析をされていて、って話は聞いていた。

でも面と向かって「あんたの亭主はどうせ長生きしない」って言われたのなんて初めてで
(そりゃあ口に出さないだけで皆腹の中ではそう思ってるのかもしれないが)、
ものすごーくショックだった。丸一日凹んだ。凹んだ後に ばばあ に対する怒りが込み上げてきた。

 

以来、その くそばばあ をなるべく避けるようにした。
「私、あなたのこと嫌いです」というオーラをまき散らしているんだけれど、
どうもそれが見えないみたいで人懐っこくやたらと愛想よく話しかけてくる。
気を取り直してお喋りに付き合うこともあるのだが、
何か引っかかる物言いをする人で気持ちのいい会話ができない。
でも様子を伺っていると、他のご近所の奥様方とは1時間でも2時間でも道端でお喋りに花を咲かせている。
「私とは気が合わないんだ」と諦めて、姿を察知したら即逃げるようにしていたのに、
先日、気配がしたので車の陰に隠れていたら見つかっちゃって、あり得ない距離感なのに話しかけてきた。
諦めて車の陰から身を出して、とりあえず近づかないまま喋らずにコクコクと頷くだけにした。

「このチューリップ、変わっていて面白いわね」
お追従なのかうちのチューリップを褒める くそばばあ
「えぇ・・・」と一応笑顔を向ける私。

「うちもね、去年長野に行った時にね、チューリップを買ってね、庭に植えたのよ。今年は咲くかな?どうかな?って思っていたんだけれど咲いてね・・・・」
「・・・・」
「大きい球根を選んで買ってきたのよね」
「・・・・」

 

私は10年関西に住んでいて、そのせいだけではないと思うんだが、
どうも「山」も「オチ」もない会話ってのが退屈でしょうがない。
関西の芸人バリに「山」も「オチ」もなくてもいいけどさ、
例えば「咲かないかな?と思っていたら咲いてね、嬉しいわぁ♪」って何か感想を述べたり、
球根の大小で翌年以降の生育が違う比較について語ってくれるとか、・・・そういう展開にならないんだよね。
でも不思議とこのヘンの奥様方って(老いも若きも)皆そういうダラダラとした話し方をするので、
こういうのって地域性でもあるのかな?

・・・な~んてツラツラ考えながらボーっと くそばばあ のつまらない話を聞いていたら、
うちのチューリップを指さしながら、
「こういう変わった(種類)のって二年目は咲かないのよね」といきなりぶった切った。

 

いつも予測不可能な球が飛んでくるんだが、やはり今回も「そうくるか!」な展開で、
むしろ「ははは、そうこなくっちゃ!」って笑いがこみあげてきた。

 

 

5年経ってやっと笑って対応できるようになったってわけで、
とうとう軍配は私に上がったのです(笑)

 

「こういう人なんだ」って諦めつつ、それを楽しむことにしました。
私も成長したなぁ(笑)

 

では。