こちらは1/8の昼の石津浜海岸。もくもくの雲と不穏な波しぶき。なんだかドキドキしてくる風景。

三連休は毎日浜辺通いしていた。こちらは10日。船を発見。

沖に向かってぐんぐん走る。

15分程歩くと“小川港”に到着。

船とクレーン?

 

浜を歩いていたらお札の落とし物を発見した。あらら、神様が可哀そう・・・と拾って焼津神社のお焚き上げに持って行きました。

 

 

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焼津のマンションに越して来て以来大活躍の洗剤。
アルカリ電解水100%(pH13.2)の“ブリーズクリア”と“酸素系漂白剤”。

 

 

新居のマンションは築13~14年のもので、
入居前の1年前に大掛かりなリフォームをしていたのでどの部屋もまだ綺麗な状態だった。
だがしかし、玄関内側のコンクリート部分がギョッとする位汚れていて、
今迄の住人は一度も玄関を掃除をしたことがなかったであろうことが明白だった。
普通の泥汚れだけはなくて、なんか油?脂?のようなものが染み込んでいて、
入居前のハウスクリーニングでは到底落としきれない積年の汚れ、といった感じで、
後日そのクリーニングの担当者と話す機会があった時に玄関の汚れについて聞いてみたら
「通常こういった汚れはもう絶対落ちないので上から新しいタイルを貼っちゃうんですよね。今回(一年前)のリフォームではそういったことまではしなかったようで・・・。私共はクリーニング作業のみ承ったのでこれ以上は・・・」とその担当者の方は申し訳なさそうな表情を浮かべていた。
確かに綺麗に掃除はされていた。試しにゴシゴシこすってみても汚れはにじみ出てこない。

 

仕方ない、いっちょ頑張ってみるか。

 

ということで、洗剤の泡が出ると洗い流したときに階下の方の迷惑になるので、
泡の出ない上の2品をネット検索でピックアップ。
洗剤液を作って玄関タイルをべちょべちょにして上からタオルを敷いてその上にラップを5~6時間、
それを5日間続けたところ100%ではないが清潔感を感じる迄にはなってきた。
同時に玄関外の廊下、階段、踊り場も汚れがひどいところは漂白ラップをしつつデッキでゴシゴシ洗い流し、
ついでに壁も拭いて、そのまたついでに脚立でもって天井の真っ黒な蜘蛛の巣を払った。
ところが我が家の3階部分と2階に続く階段&踊り場が徐々に綺麗になるにつれて他の階の汚れも気になりだした。
そもそもこのマンションは東側と西側に昇降階段があって、うちはその両側につながる玄関がある。
メイン玄関は東側で西側は裏口扱いなんだけど、だから掃除するならこの両方をやらなきゃならない。

そんなこんなでとうとう二つの昇降階段をバケツ持って3階から1階を往復しながら(ついでにエントランスとポストも)掃除したらかなり身体にコタエマシタ。
「ここって共有部分だから掃除は管理会社だよね?」とは思ったんだけど、
どこまで管理会社に己の綺麗の価値観を求めていいのかわからないのもあったし(少なくともゴミは落ちていなかった。定期的に掃き掃除はされている様子)、
「こんな汚いとこに住むの嫌だー」ってのは私の我儘なので自分が過ごしやすい環境は自分で整えるべきかなとも思ったり、
何より猫飼育を許可してくれたんだもん、これくらいさせて頂きましょう!、ってなった(笑)

 

ところで、上の酸素系漂白剤も素晴らしいですが、
アルカリ電解水100%の“ブリーズクリア”は、界面活性剤・化学物質不使用で無色無臭、尚且つ二度拭き不要なので大変便利でした。

 

 

 

さて、
そんな風に玄関を掃除したことなかった前&その前の住人についての情報はあまり知らされておらず、
管理会社に「個人情報に差し支えない程度に教えて下さい。前の方はどうして退去されたんですか?」と尋ねても言葉を濁され
(清掃のことといい杜撰な管理会社と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことないんです。むしろかなり好印象なんですよ。担当さんもいい方でした)、
ただ最初に10年住まわれていたオーナーさんは破産して出て行かれた、とだけ説明を受けた。

 

で、ことが明るみになったのは先々週。
駐車場で私がジムニーを拭き拭きしていたところ散歩から帰ってきた2階の住人の方と出くわした。
引っ越し時におとーが「猫がうるさくするかもしれないし2階の方に挨拶に行った方がいいんじゃないか?」って言っていたんだけど、
私が「もう少し住人の様子を見てからにしよう」って通して、結局どなたにも挨拶していなくて、その後鉢合わせすることもなかった。
マンション隣人への挨拶に躊躇するのは、昔、とある賃貸マンションで隣の方に菓子だかタオルだか持って挨拶に行ったところ
「このあたりではそんなことやる人いない」と指摘されたこともあったし、
その地域の特性もあるのかな、あと柄の悪い住民だったら近寄らない方がいいしね。

 

予想に反してその2階の方は気さくで話しやすい方で、そんで有益な情報も教えてくれた。

「最初は3階はオーナーの息子さんが住んでたんですが、日本人じゃなかったみたいで、出入りするのが皆外国人。大勢の外国人がいつもやってきていて、・・・凄く汚くしていたんです。綺麗にする、って概念がなかったんでしょうねぇ。階段なんかいっつもドロドロで本当に汚かった。で、オーナーは他にもマンションを3棟持っていたんだけど10年で破産して全部のマンションと自宅を手放して。今の管理会社になったのはオーナーが新しく変わってから。
そして次に3階に入居したのがヤクザ。詐欺事件だと思うんだけどパトカー4台がここに駆け付けてきたことがあった後に慌ただしく出て行っちゃいましたね」

 

「やっと普通の人が3階に入ってくれた」

最後にその階下の方はホッとした表情を浮かべていた。

 

 

そういえば、ここの管理会社の担当さんと初めて面通しした際にもこんなホッとした顔をされていたっけ。。。
内覧時の「是非とも入居して頂きたいんです」という言葉に営業トークとしてだけではない逼迫感?を感じたのはそんな背景があったからなんでしょうねぇ。

 

 

 

焼津は意外と外国人が多い。漁港で働いているのかな。
玄関の油染みは漁業関連の仕事をしている人の魚とか機械油の汚れじゃないかな?というのは夫の推測。
住み始めてひと月半経つが未だに町内会の勧誘やNHKの料金徴収の人がやってこないのは、
直前に住んでいたヤクザさんのお蔭かしら?

 

 

というわけでして、華々しい経歴を持っていたこのマンション。
私達夫婦が来たのも何かの縁。長年の汚れを落とす役回りってのはある意味ありがたいことかもしれない。
石津浜海岸もこのマンションもとても気に入っています。
長く住み続けられたらいいな(^^♪

 

では。