百合の『ニンフ』が咲きだした。

2017020ニンフ

巨大輪。バニラのような甘い香り。

2017020ニンフ巨大輪

 

 

いつも食卓の邪魔をするすずこ。そこ、私が座るところ。。。

2017020いつも食卓の邪魔をするすずこ

 

今夜はノドグロの煮つけ。

2017020ノドグロの煮つけ

ナスの味噌炒め。大根と茗荷のサラダ。

2017020味噌ナス。大根と茗荷のサラダ。

 

 

 

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百均でよくみかける植物の活力剤。

2017020百均の活力剤

 

これね~、園芸下手の人が鉢に刺している場合が多い(あくまでも私の主観)。
大抵弱っている感じの植物を元気にしよう、って気持ちでこのアンプルを刺しているんだろうけれど、
成果がみられないことがほとんど。
活力剤の効き目がないわけではなくて、使い方を間違っているだけ。

活力剤は肥料とは違う。
肥料が植物の“ご飯”だとすると活力剤は“サプリメント”だ、と説明しているサイトがあった。
あなたは、間違っていませんか?観葉植物のための活力剤の使い方より)

 

「うまいこと言うな~」と感心した。

そうなんです。ご飯をろくにあげてないのにサプリあげても意味ない。
実際には、光合成をする植物にとったらご飯は太陽光なので(あっ、大麻は蛍光灯栽培が出来るか!)、
まず大事なのは、適度な太陽と水、それから風通しも大事。土の具合も大事。

なのに、こういう百均で売ってるような植物活力剤を(安易に)使う人って、
植物に対するそういうケアを手ぇ抜いている人が多い(あくまでも私の主観だからね!)。
植物が元気なさそうだったら、まずは日当たりや水遣りを考えてみる。
これは基本なのにね。

 

考えてみると、人間も似たようなことをしている。
「血圧高いけれど、降圧剤飲んでいるから大丈夫」と言ったのは、足が壊疽しかかっていた男性。
「炭水化物抜くと、いくら肉や油もの摂っても太らないらしいぞ」と言ったのは、体重130キロある私の兄。

 

まずはふつーに自分の身体をケアして下さいねっ。

 

 

ホメオパスの私が言うののもなんですが、
巷にあふれかえっている自然療法なんてね、

(ホメオパシーも含めて)毛の生えたサプリ程度のものなんだから、

まずは自己管理が大事です。

 

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さてさて、本題の『Maintaining Cause(維持要因)』について。

『Maintaining Cause(維持要因)』とは、
「タバコを吸っている限り咳が止まらない」というように、
その要因を取り除かない限りその症状は続く、ということを指します。
他には「酒をやめない限り痛風は治らない」とかね。
その中毒になってしまうMindをホメオパシーでなんとか・・・、って発想もあるが、
つべこべ言わず、まずは自分でなんとかしなさい。どうしても無理だったら考えてあげます。
この『Maintaining Cause(維持要因)』を手放さないまま、
何かしら治療法を模索し続けている人たちをみると、
「百均の活力剤と一緒だなー」と思うわけです。

ただね、植物も動物もそうなんだけれど、
個体差があってね、
超健康体の人もいれば、虚弱の人もいる。
(いくらタバコ吸っても肺癌にならない人もいれば、いくらお酒飲んでも痛風にならない人は大勢いる)

同じ条件ですべての人が健康でいることは出来ない。
そこは諦めてもらって、己の道を全うして下さい。

 

話はかわって、
私は薔薇が好きで、薔薇をたくさん育てているんだけれど、
薔薇って「人の足音で育つ」って言われているんです。
この“人の足音”ってのには、
ひとつは“人の手によるケア”、もうひとつは“関心”、
という二つの意味合いが含まれていると私は思っている。

目と手で愛でてあげて、そして常に注意を向けてあげる。
こうすると、手がかかるって言われているバラでも栽培は難しくない。

 

人間に必要なのは、バランスのとれた食事と運動。水も大事。
それにプラスして、誰かの関心とケアも必要。
この考え方が私のセラピストとしてのスタンスかな。

 

綺麗にまとまったところで。

では。