『ホメオパシー備忘録 Sep.(セピア)の巻 6』の続きをどうしようか、と考えているうちに、
現在更年期で色々と疲れやすい私は何事もやる気がすぐ失せていくので、
とりあえずなんでも書き出すことにしました。

6回も書き続けた『ホメオパシー備忘録 Sep.(セピア)の巻』については
「こういうSep.(セピア)の捉え方をしている人は今までいなかったんじゃないかな」
と、おとーに褒めてもらって(褒めてくれたんだよね?)、
自分の仕事ぶりに至極満足していたんだけど、
Sep.(セピア)の代名詞ともいえる『停滞』って言葉を一回も使っていなかったことに今更気が付いて、
いいよね、そういうことは普通のホメオパシーのサイトでも覗いてください。

昔から好きじゃないんです。そういうキーワードっていうのかな、シンプルな表現。
Sep.(セピア)っていえば“MENTAL”・“EMOTIONAL”・“PHYSICAL”の3点全レベルでSTASIS(停滞)しちゃうってマテリアメディカにはあるけれど、
これってよくあることだよね?鬱っぽい人ってだいたいこんな感じだし。

 

 

 

ここんとこ数日、Sep.(セピア)備忘録の余波で『社会的抑圧と女性』について考えていて、
ふと見たら今月のナショナルジオグラフィック(まだ開けて読んでいなかった)もそんな特集だった。

 

 

なーんてたいむり~♪

 

 

なので今回は『女性の社会的抑圧』と『アーサー王物語』について書こうかな、
って思ったけれど、ちょっと他に書きたいことがあったので、そっち先に書きます。
(やりたいことからやっていかないとね、更年期だから気分が変わりやすくてそのへんの都合が色々難しいんだよ)

 



 

腎移植してから頻繁に整体治療に通っていて、
そこの男性治療師を私は95%の確率でLyc.(ライコポディウム)だろうな、と観察していて、
施術中に何気ない世間話風にモダリティを色々尋ねているんだけど、
ちゃんとしたセッションじゃない会話の中で相手のレメディを探るって、私はそういうの大好きで、
だからいつも話がスゴク弾む(笑)
その治療師は私がホメオパスだってことを知らなくって(多分ホメオパシーってのも知らないと思う)、
だから気負いなく色々話してくれてとてもやりやすい。
で、その彼は片頭痛持ちで(セラピストあるあるだよね、殆どの治療師ってどこかしら不調を抱えている)、
なんと7~9月は殆ど毎日頭痛薬を飲んでいた、とのたまう。
低血圧だっていうのは知っていたから「朝から頭痛がするの?」と訊くと、
「いつも夕方から痛くなるんですよ」と言う。

 

あー、神様、このようなクライアントをありがとー!!

(いや、クライアントじゃないって・・・(苦笑))

 

と、つい手を合わせて拝んでしまいたくなったんだけど、
何故かというとLyc.(ライコポディウム)って夕方4時から8時の悪化で有名なんです。
レパートリーをみると

他に追随を許さない 4点 という最高得点。

4点というのは、例えば「私、夕方の4時から8時に調子悪くなるんです」とクライアントが言えば、
もう99%Lyc.(ライコポディウム)で間違いないだろう、って太鼓判押されたみたいなもので、
でも実際にそんな言い方するクライアントって99%いませんが(爆笑)アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノ

 

 

嬉しくなった私は
「えっ?えっ?夕方って 午後4時から?4時なの?
とつい勢い込んで尋ねたら怪訝な顔をされてしまって、慌てて
「いや~、知り合いにね、夕方4時頃から調子悪くなる人がいてね・・・」
と適当に胡麻化してへらへらしてたんだけど、
「そうですねぇ。。。“逢魔が時”って言葉があるでしょ?あのあたりです」
と、興味深い答えをゲット致しました。

さらに、
「その原因はなんだと思う?」
「多分、気圧の関係だと思います」
と、さすが知的なLyc.の治療師、返答が素人じゃないわー。

 

 

“逢魔が時”ね~、なるほど、自律神経が入れ替わる時間帯なわけだし、
気圧が関係するかもしれないにしても、その時に不調になるって考え方は非常にわかりやすい。

実際に“逢魔が時”が何時ごろかというと、
それは住んでいる地域や季節によって違ってくるのですが、だいたい「17時〜19時頃」を指しているようです。
『日の出・日の入時刻の年間変化』って面白いサイト見つけたので興味のある方は自分の住んでいる地域調べてね。

 

確かに“自律神経失調症説”は面白いけれど、
午後4時から8時(16時から20時)というチト長い時間帯が引っかかるんだよねー。。。
これって何かの状態が継続もしくは進行中ってことなんじゃないだろうか。。。

で、他の可能性としては?で更にネット検索してみたら、
「”逢魔が時”?夕方から夜にかけて体調が悪くなる人が意外と多い」というのがあって
そこには
① 人の「交感神経」が切り替わるタイミング
② 人の体温が最も上昇する時間帯
③ 気圧が上昇する時間帯
との3つの科学的理由を挙げていたんだけれど、
このうち②は時間帯(体温の上昇時間とLyc.の悪化時間)がずれているので却下することにして、
③の気圧についてもうちょっと調べてみた。

するとこんなわかりやすい図を発見。

20191102一日の気圧

天気痛の基礎知識より)

 

 

おぉおおおー。

これはLyc.の悪化時間にぴったりとハマるではないか~(嬉)

 

 

そういえばLyc.疑惑のその男性は「雨上がりのパーっと晴れていく時も調子が悪くなる」
って言っていて、それって気圧が上がっていく時だよねー、と納得(晴れていく時って気圧が上がるので)。
そして、図をよく見ると朝の7時頃までの数時間も気圧は上昇しその後昼をまたいで緩やかに下降している。
レパートリーを確認すると、
Generals – FORENOON(=9-12h): – amel.(午前の9時から12時で好転)
に、Lyc.が2点(←なかなか良い点数)であって、
Generals – NIGHT(=22-6h) – midnight – after – 5h: amel.(夜の22時から朝の6時のうち、深夜5時の後に好転)
に、Lyc.が3点(←かなり良い点数)とある。
午後の4時から8時に悪化したLyc.(ライコポディウム)は、気圧が上昇後の安定した時間帯にやっと好転するということ。

 

 

決まり!!

Lyc.(ライコポディウム)は気圧の上昇時が苦手です。

(膨れたお腹が圧でぐいぐい押されていく過程で悪化、で覚えるとGOOD (`・ω・´)b)

 

 

最近、頻繁な台風の影響か、気圧に関する病名を巷でよく耳にするようになって、
こうやって気圧の時間帯をレメディの悪化や好転と結び付けて分析するのも“手”だよなー、と
今日も自分の仕事ぶりに満足した一日でした。

 

では。