Amazonプライム映画見放題で散々観ているので、そろそろ何かレビューしようかな、っと思った。

諸々ネタバレありです。

 

今日観た映画『スラムドッグ$ミリオネア』

20180311-2スラムドッグ$ミリオネア

 

もっと好みの映画が色々あったんだけれど、

いいわ~、よかったわ~、泣けるわ~、

なんて感想書いても面白くないでしょ?

認知症予防の為に、ちゃんと思考しなくちゃね。

 

 

 

本作品、アカデミー賞最多8部門受賞!とのことだけど、
そんなに飛びぬけて良い作品か?というと

決してそんなことありませんでした。

 

 

アカデミー賞ってたいしたことないのね。

 

(あらすじ)
貧困層出身の少年が、クイズ番組で連勝しファイナルまで進む。
答えを知っていたのは偶然
答えがそれまでの彼の人生に存在していたからだ。

 

この 偶然 に、ってあたりがね、
どうしてもリアリズムに欠けてくるのは仕方ないんだろうけれど、
最初からファンタジー仕立てならば違和感ないのに、
オープニングは拷問シーンだし、
インドの貧困や民族紛争、児童虐待、売春等の問題が盛り沢山に詰め込まれていて、
観ていて結構ヘビーな気分になってくるし、
なのに最後は思いっきりラブロマンスが成就して、それで大勢で楽しく踊りまくる、って

 

あー、インド人て、ほんとダンスが好きね~、

 

 

ってな仕上がりだった。

インドの映画ってどうしてシビアになりきらないのかな? 暑いからかな?
結構深刻な問題を沢山抱えているのにね。

 

あっ、主人公の男のコが初恋の人を一途に追い求める様子は、
47歳のおばちゃんでも胸キュン(死後)しちゃいました。そこは良かったよ♪

 

 

 

上記の作品がキスシーンで終わって、
むしろ「イマドキ珍しいわよね~」って思っちゃったんだけれど、
この映画もそんな風です。でも上のより↑こっちのキスシーンの方↓が全然いいよー。

『フローズン・タイム』

20180311-1フローズン・タイム

(あらすじ)
画家志望の美大生・ベンは恋人にフラれたショックで不眠症になってしまう。
そのせいで一日8時間も増えてしまったベンは、余った時間を活用するためにスーパー・マーケットの深夜バイトを始めることに。
2週間の不眠が続いたベンは、ついに時間の観念を失い、突然、周囲の世界がフリーズしてしまう!
時間の止まってしまった世界を歩き回るベンは、自分だけの美しい静止画の世界で夢中になって美女たちのデッサンを始める。

 

一流ファッション誌のフォトグラファーとして活躍するショーン・エリスが監督を手掛けたラブストーリー。
これが意外と良くてiPadにダウンロードしちゃった。
女性の裸がいっぱい出てきますが、お安いエロさでなくって、
とにかく全編を通して映像美が素晴らしい。
私好みのユーモアも満載で楽しめました!!

 

 

 

 

 

つくづく世間の評価ってあてにならない(というか、世間の評価を選択の指針にしてはならないな)と感じたのが、この映画。

『ある大邸宅の結婚協奏曲』

20180311-3ある大邸宅の結婚狂想曲

(あらすじ)
イギリス人のチャールズと、アメリカ上院議員ラングストンの娘フィオナ。両親を亡くし天涯孤独のチャールズは彼女と婚約し、ラングストン家の一員になろうとしていた。そんな二人の前途を祝うパーティーの会場に、チャールズの弟レナードが現れる。弟の存在を知られたくない彼は、レナードを同級生ディーンと周囲に紹介。実はチャールズの正体は、上院議員の慈善団体から資金をくすねるためフィオナに近づいた詐欺師だった…。

(アメリカでは低予算のテレビ映画として製作されながら監督は35mmフィルムでの撮影にこだわるなど、その才能に惚れ込んだマット・デイモンやベン・アフレック、さらにはファレリー兄弟が製作総指揮として参加したことでも話題に。)

 

2015年の映画でソフト未発売ってことは、人気なかったのかな?
ヒューマンコメディドラマってことで、
人物描写が興味深くて最後まで退屈しなかった。

特に面白かったのが、詐欺師(そんなに悪い奴じゃない、資産家の娘一家に気に入られ、むしろビビってる)の弟。

イッてる?というか、キテる?というか、
場違いな言動の連発で、
狂気の域の人かと思いきや(高級車の上にウンコしちゃったり、「テレパシーで(兄貴に)連絡したんだよ?」と、とぼけてみせたり)、
実は「えっ?ひょっとして頭がキレる奴なのか?」「無茶苦茶賢いのかも?」な描写もあり、
シャーロックホームズを演じたロバート・ダウニー・Jr.もハマリ役かもしれない。

常に興奮気味で早口でお喋り。思考が素早い。節度なく逸脱している。突拍子もない。理論派。
エレメント分析でいくと、
『1、空気』『2、火』『3、水』『4、土』で、
Arg-n.(アージニット)、Med.(メドライナム)、Merc.(マーキュリー)が当てはまるが、
これらの主要レメディではなく、多分Cann-i.(カンナビスインディカ)でしょうね。

以前からロバート・ダウニー・Jr.自身がこのエレメントの順の人だと思っていて、
「う~ん、Med.かな~」と思っていたんだけれど、ひょっとしたらこっちの可能性もあるかも。

 

ホメオパシー好きな人だったら、この映画は凄く楽しめると思う。
でもソフト未発売なのでAmazonプライム会員でないと観られないってところが残念。

 

今日のところはこれで。
おやすみなさい。