久しぶりに我が家の食卓。
豚肉の塩麹ソテーとインゲン。おとーは豚肉とインゲンの組み合わせが大好き。

20200716おかず1

舞茸とタケノコと葛切りの煮物。

20200716おかず2

レタス+きゅうり+ミニトマトのレタスに釜揚げシラスと胡麻をトッピング。

20200716おかず3

 

 

 

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続きです。

 

コロナ禍でオンライン授業が始まったのが3月。
なので今回のオンライン講義は3回目。
今まで通信環境が悪くて講義が聞き取りにくかったのもあるんだけど、
英語チャンネルのチャット欄には英語(イギリス人&インド人&アメリカ人)の書き込みしかなく(英語チャンネルなので当然と言えば当然)、
講義中の先生の生徒への問いかけに大人しい日本人は反応しきれていなかった。

 

私はと言えば、元々、このスクール内においては自分のキャリアに甚だ自信がなく、
というのも、この学校はアレンとボリケのマテリアメディカが教科書なんだけれど、

私、どちらもあんまり読んでない・・・・といった状況で、

それはどうしてかというと、
卒業したホメオパシースクールのでの教科書がバーミュレン(Vermeulen)のMMだったし、
講義では当時流行りのサンカランのセンセーションメソッドやショルテンなんかにすごく重点を置いていたんだよねー。
そして最終学年の頃にはマックレパートリーとかを使い始めちゃったし、
要するにアレンやボリケを必要とする機会がなかったからなんだけど、
当然のことながらそれだけではすぐに実践で躓くこと連発で、
困った私はフィリップ・ベイリー氏のエレメント分析に傾倒していったりもした
(あ、途中で5年間「ホメオパシーなんか嘘ばっかり!」ってストライキ起こしてホメオパシーから離れていたりもした)。
そんでもってスクール卒業後、出身校以外のホメオパスが集まるところに顔を出して
「ボリケやアレンはさっぱり・・・」と言うと、
怪訝な顔をされるならまだしも
「あら、まだまだ初心者さんなのね」という眼差しで見られることも多く、
「Vermeulenばかり読んでいた」と言ったりすると、
「Vermeulen?あの人ってオタクなMM書いてるよね」なんて言われたりして、

アレンやボリケはホメオパシーの学びにおいて基本中の基本だったんだな、

というのをやっと身に染みてわかってきた昨今です。

 

こんな経緯があるもんだから、
教室で一番前の席をゲットはしていても、あまり発言はせずに(私にしては)大人しめにしていた。
で、オンラインのこの英語チャンネルは英語だし英語出来ないし、
なんだか自分がお客さんみたいで、講義に参加している、って雰囲気じゃなかったんですよ、ずっと。。。

 

と、風向きが変わったのは二日目、
講義の最中、バナジー先生は半身が拘縮している男性患者の歩行の動画を見せてくれた。
「この患者さんのレメディはどういったものが考えられますか?」
バナジー先生の問いかけに珍しく英語圏の人も黙っていたし、勿論日本人組もだんまり。
「3つ候補があります。どうですか?」
重ねて先生は私たちに問いかける。

「3つあるんだったら、この一つは絶対あるはず・・・」と私は恐る恐るチャットに書き込んでみた。

 

「Caust.?」

 

「はい、そうですよ。Mityusyoさん、Caust.で結構です」

 

すごく褒められたわけでもないのに、「ひゃっはーっ\(*T▽T*)/」と私は自宅パソコンの前で歓声をあげた。

豚もおだてりゃ木に登る、って言うけれど、
私は一瞬で頂上に到達することが出来る。

「Mitsuyo、君って最高だよ。アメージングだよd( ̄◇ ̄)b グッ♪

って賞賛がエコーまでかけて聞こえくる。。。

 

 

タガの外れた私は、その後バンバンチャットに書き込みだした。
英語出来ないけれどレメディ名(アルファベット)だったら書けますよ(・ω・)bグッ.

 

 

それからしばらく経って今度は
「恐怖からの疾患のトップレメディを挙げてみて下さい」という先生の問いかけに
(その頃には日本人オンライン組もバンバン書き込みしだしたんだけど)、
「最後にもうひとつ大事なのがありますよ。わかりませんか?」
と訊かれ皆が黙り込んでいるときに、

「Gels.?」

と書き込んだら「はい、Mityusyoさん、そうですね。Gels.です」とOK貰って、

「ひょっとして私って凄くない?」とマジで思いました。

 

 

 

いまさらながら、
ちゃんとポリクレスト押さえていたら普通に授業についていける学校だったんだー、って(笑)

 

 

 

小さいレメディばかりでなく、ポリクレストのレメディにも勿論バナジー先生は時間をかけてくれて
(いろんなホメオパスのレメディの解釈を聴くのはとても面白い)、
興味深かったのがバナジー先生はArs.をサイコティックとして扱っていて
(ちなみにベイリー氏はシフィリティック。私の卒業したスクールではキャンサーとして学んだ)、
その説明に「脅迫的な反復行動がうんちゃらかんちゃら・・・」とあって、
それはすぐに通訳さんを通して、
「脅迫的な反復行動はサイコティックなんですか?Syph.はどうなんでしょう?」と質問して貰ったら、
サイコティックレメディとシフィリティックレメディの反復行動の違いについて解説してくれて、
それが凄く面白かった。なるほど~。
マヤズムの解釈ってほんと人それぞれで、でも「これこれこういう経緯でこう考える」ってのを聞くと、
その考え方を自分の中に取り込んで理解を深めることができるのでとってもありがたいです ゚.+:。(´ω`*)゚.+:。

 

 

とまぁこんな感じで、
今回は充実感溢れる講義でした。たくさん質問もできたし。

 

次の講義は9月。ちゃんと復習して、また次回も意欲的に講義に参加しようと思いました(〃⌒∇⌒)ゞえへへ …

 

 

では。