生命のDynamis

Ant-t.(アント・タルト)

 

この化合物は錬金術師によって「吐酒石」と呼ばれ強力な催吐剤として用いられてきました。
このレメディは若い人や高齢者の、徐々に体力が衰えてくる病気によいとされています。

Antimonium--tartaricum

 

 

 

 

 

 

海外のサイトでは「ニキビに効くレメディのトップ10」のひとつにあがっています。

Antimonium tartaricum2

 

 

 

 

 

 

 

喉と胸部に溜まった粘液でゴロゴロする慢性気管支炎。
百日咳、喘息。
吐き気、嘔吐。
疲労、衰弱、脱力感、眠気。
水ぼうそうや、はしかにも良いとされています。

 

このレメディの一番の特徴は上記の症状に付随して「喉の渇きがない」ということ。
レメディを選考するうえで、喉の渇きというのは非常に重要なポイントとなります。
例え喘息や嘔吐の症状があったとしても、喉の渇きがあればこのレメディではありません。

 

レメディのセルフケアキットに入っていても、実際にこれを活用している方はあまりいなくて残念に感じています。
何故なら私がこのレメディによく反応して、私にとっての常備レメディの一つとなっているからです。
大抵の場合、風邪の引き初めにはアコナイトが良いのですが、私自身がアコナイトでスッキリしなく非常にだるかった時にこのAnt-t.(アント・タルト)が大変よく効きました。あっという間に晴れやかな気分になり心身快調となったのです。
以来、とにかくダルイ時には必ずこのレメディのお世話になります。気持ち悪い時にも効果抜群です。
風邪でも他のきっかけでもなんでもいいのです。
とにかく「ダルイ」「眠い」「気持ち悪い」という時に効果が出ます。ゴロゴロする粘液を感じたことはなくてもです。

考えてみると、私は30歳過ぎまで酷いニキビ肌でした。小さい頃から乗り物酔いしやすく嘔吐もしょっしゅうで、そして今も昔も喉が渇かないタイプなのです。なので、このレメディには深い因縁がありそうです。

 

このレメディと同じく、吐き気や嘔吐、そして咳のレメディとして有名なのがIp.(イペカ)。こちらもあまり喉が渇きません。
この二つのレメディの顕著な違いはIp.は舌が綺麗なままでいること。
Ant-t.は舌が苔で厚く覆われていること。
以上マテリアメディカには説明されていますが、私はAnt-t.のみではなくIp.にもよく反応するので、私の文章を読んで心当たりのある方・・・「私と体質が似ているかも」と思われる方は、二つのレメディを両方試された方が良いかもしれませんね。

 

レメディはまず試してみることです。
相性のよいレメディをいくつか見つけておくと大変便利ですよ。

 

 

 

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