生命のDynamis

Phos.(フォスフォラス)

 

Phosphorus(フォスフォラス)とは動植物の生命の維持に欠かせない重要なミネラルである燐です。
ギリシャ語の「光をもたらすもの(Phos光、phorus運ぶ)」が語源となります。これは燐の発する燐光からきています。
外気に不安定で空気中で発火し、毒性が強い白燐は、1669年より花火やマッチに使われていました。

花火

 

 

 

 

 

 

マッチ

 

 

 

 

 

 

マッチ売りの少女

 

 

 

 

 

 

 

レメディは白燐をアルコールに溶かしたものを使用します。

 

 

このレメディのタイプは、愛情深く外交的で明るい人。
キツイ感じはありません。親しみやすく、やわらかなあたたかみが感じられるような人です。
繊細で敏感、芸術的な表現力も持っています。
花火を打ち上げるように、はなやかにエネルギーを費やしてしまうと疲れ切ってしまう傾向にあり、集中力も持続しません。
小さいお子さんによくみられますよね?人見知りせず知らない人にもくっついて行ってしまいそうな子なので、親御さんは心配になるかもしれません。
特徴的な症状としては、焼けるような感覚、鼻血など各種出血、呼吸器系の疾患、消化器系の不調等があり、体質と症状がマッチしていれば非常に多くの疾患に有用です。

 

 

このレメディの外見の特徴として、一般的に細身で手足が長く長身、色白で上品な顔立ちをしている傾向があります。
けれどもかつて例外的な外見の男性のクライアントもいました。

ひとりは40代半ばで主訴は副鼻腔炎の悪化による高熱。肌は浅黒く中肉中背、郷ひろみばりの濃い顔立ち。
その方の上司の「コイツが元気ないと社内の火が消えたようなんだよ。ムードメーカーなんだ。コイツがいるだけでパーッと雰囲気が明るくなるんだよ」という言葉が決め手で(かなり愛情深い方というのもわかったので)Phos.(フォスフォラス)にしました。
早速Phos.の200cを一粒あげたところ、翌日には熱も下がり、その後炎症の再発もありませんでした。

もうひとりの男性は親しい知人で色白で少々ぽっちゃりタイプ。「仲間と飲みに行くと大抵(自分が)介抱する方になるんだけど、人が吐いてるの見ると何故だか自分も吐いちゃうんだよ。どうしてだかわからないんだけど・・・」との話でPhos.(フォスフォラス)だとわかりました。

Phos.(フォスフォラス)の一番の特徴は『SYMPATHETIC』であるということです。
『同情的な』『思いやりのある』と訳しますが、この言葉には『共感する』『感応する』『共鳴する』というニュアンスがまず第一にあります。他人の喜びや苦しみを受け入れその人と同化してしまうのです。人の嘔吐に接して意味もなく(この意味もなく、っていうのが大事!もし理由があって吐くのならPhos.ではない可能性があります)自分も吐いてしまうなんてPhos.らいしなぁ・・・と納得のクライアントでした。

 

尚、急性膵炎にたいへんよい効果をもたらす、と言っている著名ホメオパスもいます。
幅広い急性疾患(気管支炎、胃腸炎、アセトン血症等)に頻繁に使用されるそうです。

 

 

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カウンセリングセッション料金

 3時間まで・・・20,000円
 内科医同席の場合・・・30,000円
 レメディ代・・・500円
 交通費は実費頂きます。

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