グラハムトーマスが咲きだした。イングリッシュ・ローズを代表する薔薇。
2009年にバンクーバーで行われた世界バラ会議で殿堂入りを果たし、名実ともに銘花中の銘花となった。

20170514グラハムトーマス

 

マイガーデンを鳥瞰図気味に撮影してみた。

20170514マイガーデン

7分咲きといった感じ。多少ずれて咲くので全部の薔薇が一斉に満開にはならない。

 

 

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昨日は、私の実家の墓参りに日光まで行ってきた。

お昼はおとーがネットで検索した日光市郊外にあるお蕎麦屋さん。
『甜蕎屋 源平』(てんきょうや げんぺい、って読む)。

20170514源平

日光市木和田島2505-4。0288-26-4675。

20170514源平案内

 

お腹が空いているおとーは親子丼も頼んだ。

ご飯と親子汁?が別々に出てきた?!こんな食べ方初めて。

20170514源平親子丼

私は「月輪」というお蕎麦。隣は鴨汁。

20170514源平月輪蕎麦

おとーは「金剛」。月輪と粗挽きが半分ずつ混ざっている。
それと野菜天。

20170514野菜天と金剛蕎麦(月輪と粗挽き)

「金剛」アップ。確かに二色のお蕎麦だ。

20170514金剛アップ

お蕎麦の説明。

20170514源平メニュー

とにかくツユやタレの味が濃くて(甘くて辛い)、
「そうそう、この辺の料理ってこんな感じだったよな~」って懐かしさもあったが、
途中で「・・・もう結構・・・」となってしまった。
蕎麦自体がまぁまぁだっただけに、残念。。。
天ぷらはカラッと揚がっていました。

 

 

お墓参りは雨の中、無事に済んだ。
写真はありませんよ~(墓の写真なんか撮りませんよ)。

うちのおとーは本当に良い夫で、私の実家の墓参りは
必ず毎年「そろそろお墓参りに行こうか」とおとーの方から声をかけてくれる。
別に腎臓をあげたせいじゃないと思う。結婚した年からずーっとこんな感じだし。
私の方といえば、おとーの実家の方のお墓参りは三回しか行ったことがなくて、
おとーが「別にいいよ」と言ってくれるので「あら、そぅお?」ということにしている。
別に腎臓をあげたから偉そうにしている、ってわけじゃなくて・・・・遠方だから、ということにしておこう。

話は元に戻って、
妻の実家の墓参りを率先して行こうとしてくれる夫なんて、なかなかいないんじゃないか、と思う。「お墓なんてどうでもいい」「死んだ人の魂はお墓にあるわけじゃない」って心のうちでは思っていても、こんな風に扱ってくれるのって「大事にされてるなぁ」と感謝の気持ちが湧きあがってくるのです。

 

 

SAでかわいいぬいぐるみのリュックの前におとーがしばし佇んでいた。

20170514SAで見つけた豆しば三兄弟

てんまるのおもちゃにいいんじゃないかなぁ・・・」とおとー。

結局、ひとまわり小さいサイズのこれを買いました。犬の両腕のところに人間の指を入れることが出来るヤツ。

20170514豆太郎

てんまるがクンクン。かぶりついたりはしない。

ももこも冷静に対応。

 

 

帰り道、おとーの運転する車の中でユーミンの古い曲をひたすら聴いていた。
(私はみゆき派だったのでユーミンの曲をちゃんと聴いたことがあんまりなかったのだが)
「ルージュの伝言」や「恋人はサンタクロース」の歌詞のあまりのバカバカしさにゲラゲラ笑っていたら、
「これがバブルの時代には非常にウケたんだよ」とおとーが言っていた。
そんなもんか?

ふと、「ねぇ、こういう曲聴いていて、何分の何拍子の曲だってわかる?」とおとーに訊いてみたら「わからないよ」と言われた。
むかーし若い頃、バイト仲間に「ねぇ○○ちゃん(私の名前)、これ、今かかっている曲、何分の何とかってわかる?」とふいに訊かれ「・・・四分の四拍子でしょ」と答えたら、「へぇ~、じゃぁ、この次は?」「八分の六拍子」・・・ってなやり取りをしていて、凄く感心されたことがあった。
・・・ってのを思い出したのだ。
「普通は拍子なんて皆意識してないのかなぁ?」と聞くと、おとーはそうだと頷いている。
「じゃあさ、1小節おきに拍子のアタマでドラムが入っていたりするのって、どんなふうに聞こえるの?」と尋ねると、「何かの合図で入ってるんだろうな、っていうのはわかるよ」っておとーは答える。

ふぅ~ん。

こんなやりとりを書くと、私の方が断然音楽能力が高いと思われそうだが、そんなことは決してなく、おとーの方が断然歌はうまい。私は歌うのは音痴なんです(笑)

 

6年前、大阪に住んでいた頃にシタールを習っていて、その先生の定例ミニコンサートに行ったことがあった。会場の一番前の列のど真ん中にはその先生のお弟子さんの男性が座っていて、その熱心なお弟子さんは、ずーっと先生の演奏とは違う拍子を頭でとっていて、どうしてもその男性の頭が視覚に入ってくる私は発狂しそうになった。以来、二度とそのコンサートには行かなくなったけれど。

「そういうのって誰しもあると思うんだよ。たとえば絵に詳しい人が『こんなところにこんな色使いしやがって!』ってアタマにくることが日常生活の中でしょっちゅうあったりとか・・・」とおとーが言う。
なるほどね。
なにかしらの職業に携わっているひとだったら、皆そういうのを持っているはずだよね。こだわりどころがあるから楽しいこともしんどいこともある。

ということで。

 

では。