去年の9月と今年の3月に受けた婦人科の「子宮頸がん検査(頸部細胞診)」と「経腟超音波検査」について書きます。

 

去年の9月、救急搬送騒動時にあちこち検査して、
そうしたら右の卵巣にテラトーマ(奇形腫)が見つかった。
救急搬送されたのはしつこい皮膚炎をなんとかしようとしてサプリを摂りすぎて急性肝機能障害を起こしていたからで(詳細は過去ブログを読んで下さい)、
この時に見つかったテラトーマとは全然関係なかったんだけど、
この際せっかくだから、ということで人生初の婦人科を受診することとなった。

 

パンツ脱いで椅子に座って股を広げなくちゃならない、っちゅうことは婦人科を受診したことなくてもなんとなく知っていて、
でもその後の不快感と痛みは想像を絶するものだった。
「子宮頸がん検査」は腟鏡(クスコ)って器具を膣内に入れるのですが、

思わず「痛いっ!」って叫んじゃったほどで、

それでも「はい力抜いて下さいね~」って医師は言うばかりで(ちなみに女医さんだった)、
全然こちらの力が抜けるのを待たずにグイグイやるんですよ。
痛みとひんやりした硬い器具の気持ち悪い感触がほんとショックだったし泣きたくなった。
それらの衝撃が大きくて次の「経腟超音波検査」の方はどうだったかあんまり覚えていない程。
後でネットで検索したら、
「子宮頸がん検査」ってのは綿棒や柔らかいブラシで子宮の先(腟部、頸管)を擦るそうで、その痛みもあったのかもしれない。

なにせ前日に救急搬送されたばかりでダメージに弱い状況だったし、
もっと元気で余裕のある時だったらへっちゃらな体験だったのかも。

 

そんなかんなでとにかくすっごく痛くって、検査が終わって帰宅してもその痛みはとれなかった。
痛みだけでなく腟鏡(クスコ)の冷たくて硬い感触もずーっと体内に残っていてとても気持ち悪かった。
一日経っても二日経ってもその感覚は消えず、
そのままなんと2ヶ月もそんな調子で、気が付くとその膣のあたりが今度は下着にこすれて痛みを感じ始めてきた。
「ん?どういうこと?」とそっとそのあたりに触れてみると、
何か内臓のようなものが指に当たる。
それより少し前から自分の子宮がずるずる下がってきた感覚があって、
「そんなまさかね。そんな感覚がするだけでしょ」と思っていたんだけど、
ほんとに子宮が落ちてきたのかもしれない・・・・・と私は青くなった。
確かに女性は歳をとれば子宮が下がってくる、っていうのは知っていたけれど、
ちょっと早くない?これも更年期症状のひとつなの?これも受け入れなきゃならないの?

 

 

何度か指で触れてみて、
本当にそれが子宮なのかそれとも膣の内壁がせり出してきているのかよくわからなかったんだけど、
とにかく何かポコッと出てるんですよ。
試しに指で押し返してみても「んにょ」と戻ってくる。

 

どうしよ~ナニ?!Σ(゚∀゚ )≡( ゚∀゚)コレ?!

 

 

こすれる痛みとわけのわからないことが起きている不安。
どうか日にち薬で良くなっていきますように、と願い続けてそのまま2カ月が過ぎた。
その間内科医のおとーにもこのことを言えなくて、現実に直面するのが嫌でネット検索もしなかった。
それがちょうどその頃Pall.(パラジウム)の1Mを摂って、暫くして下着にこすれる感覚が消えた。
試しに指で触ってもポコッとしたものに当たらなくなった。

 

私に起こっていたのは【子宮脱】だったのかも。
「子宮頸がん検査」の痛みとショックによる【子宮脱】なんてある?

 

全てが落ち着きつつあり、やっとおとーに全容を打ち明けることができた。
「そんなんでよく2回目の(婦人科)検診も受けたね!」と驚くおとー。
「だって検査しなくちゃテラトーマがどうなっているかわからないし・・・」
「内診は嫌だ、って拒否すればいいんだよ」
「そんな~、婦人科に行って『内診は嫌です』なんて言ったら『あんた何しにここ来たの?』ってなるじゃん」
「医師はね、患者の承諾がないと医療行為は行えないんだよ。だから嫌なものは嫌って言っていいの!内診じゃなくてCT検査だけでいいじゃないか」
「・・・・(なるほどね)」
と、あ~、そんな選択肢があったんだ、とびっくり。( ̄□ ̄;)!!

 

 

ちなみに3月の検診ではこちらの要望でCT検査もしていました。
「CTを撮りたい」と伝えたところ「いいですよ」と当日のうちに検査できたんだけど、
看護師さんから造影剤についての説明を受けた後に、
付き添いで来てもらっていたおとーに「造影剤やるんだって」と伝えたら、
「腎臓がひとつしかないのに負担が大きすぎるから造影剤はダメ。手術前とかよっぽどの時には仕方ないけれど、それ以外は単純CT検査で十分」と言ってくれ、
素人からしたら「そっかー、造影剤は腎臓に負担なんだー、っつーか、CT検査に単純CTってのがあるんだー、そういえば救急搬送の時だって造影剤入れないままCT撮ってたよなー」と目から鱗なことばっかりで、
患者も賢くないと自分の身体を守れないんだな、とお勉強になりました。おとーに感謝です。

 

 

テラトーマにホメオパシーのレメディの効果はまだ見受けられませんが、
“子宮脱もどき”には驚くほど効果がありました。
そうそう、嗅覚が劇的に改善したのも実はPall.(パラジウム)を摂りだしてからなんです。
だからね、まだPall.に期待を持ち続けてみようかな、と考えています。

 

 

では。