てんまるの招き猫。

20200104てんまる

玄関マットでくつろぐココとももこ。

20200104ココとももこ

夜寝る時、私の枕元に居座るてんまるとココ。いつもはてんまるだけ添い寝するがたまにココも乱入。

20200104てんまるとココ

 

年々正月料理から離脱する我が家。それでも正月二日はそれっぽく鯛とか食べる。

20200104鯛の切り身

生麩の田楽。ご近所から頂いた柚子で柚子味噌を作って頂く。

20200104生麩の田楽

今日も仲良しのななことももこ。

20200104ななことももこ

 

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志賀高原の木村さんから届いた林檎。上の「家庭用」は傷アリの林檎のこと。

20200104林檎

 

 

去年のリンゴの収穫前に
大雨の被害に遭った長野の友達の元ヤンの木村さんのところは災難だった。

それでもお歳暮シーズンに向け四苦八苦して商品の林檎を取り揃えたはいいが、
傷アリ林檎の在庫を抱えて困っていた・・・というのを聞いたのは、
沢山のそのような“傷アリ林檎”を我が家にサービスで送ってきてくれて
(昔、大口のお客さんを紹介したことがあって以来、律儀な彼は時折サービスで色々送ってきてくれる)
「凄く美味しかったよー」ってお礼を伝えた時に
「もっと送りましょうか?」と言われたので
「えっ?余っているの?」と訊いたら
「ええ、3トン程・・・」というやりとりでだった。

あら、大変・・・( ゚Д゚ )アラマッ、と、
おとーの勤め先の病院にまとめて送ってもらったり、
知り合いに
「傷があるけれど美味しい林檎を被災地支援として買ってもらえませんか」
と電話をかけ始めた矢先、
「残りの林檎を全部引き受けてくれるところが見つかりました!」
と彼から連絡があって、
「やれやれ」と事無きを得てホッとしたんだけれど、
その時に木村さんの「これで農家も喜びます」と安堵の言葉にハッとした。

頂いた林檎をうちら夫婦二人では食べきれなかったので
ご近所の方に「これ、傷があって申し訳ないんですが・・・」
と恐縮の素振りで(あくまでも“素振り”)お裾分けしていたんだけど、
考えてみれば傷が付くなんてある程度は不可抗力で仕方ないこと。
ましてや被災した林檎。
どれもこれも農家の方が手間暇かけて育てた林檎なのに
(特に今年の林檎は最高に美味しい出来だった!)、
体裁とはいえ「傷があって申し訳ないんですが・・・」と卑下することなかったな、と。
そんなの農家の方に失礼だよね、と今更ながら反省した。

 

林檎を差し上げたご近所からは「すっごく美味しかったわ♪」と大好評だったし、
おとーも勤め先で配りまくってくれたんだけど、
普段は会話をすることのないような、例えば草刈りのじっちゃんとか、
そのような方達にまで「どうもありがとうございました♪」と笑顔でお礼を言われた、
と凄く嬉しそうに語っていた。

 

 

こんなに喜ばれるんなら今年の年末も傷アリ林檎を配りまくろうじゃないのっ!!

 

 

「傷アリです。すっごく美味しいです」

 

 

それ以上の他言は無用。堂々と撒きます。

 

 

これを読んで「これからは傷のある林檎を購入する」という選択肢を持つご家庭が増えてくれれば嬉しいです。

林檎に限らず他の食べ物もそう。
傷があるから、という理由で廃棄されたり、タダ同然の価格が付けられるのも残念。
どれも丹精込めて作られたもの。
大事な命を大事に頂くことは自分自身を大事にする、
と同時に地球全体を大事にする、ということにつながるからね。

 

 

今日はいいことを書いたなー(笑)

 

 

では。