キーホルダーケースの中には銀次郎の前足の指の骨が2本入っている。
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キーホルダーはペット葬儀社の方にもらった。
「こういう未練タラタラグッズはどうも・・・」と躊躇したのだが、結局毎晩このキーホルダーを握りしめて寝ている。
思い出は形に残らない方がいい。
けれどももうしばらくは形にすがっているのもいいかな。
静脈点滴の予定だったのだが、針を刺したままのすずこの腕がきついテーピングでうっ血して腫れ上がったので、予定を変更し、腕の針は抜き、皮下点滴にしてしまった。
これは、クレアチニンと尿素窒素の値が振り切れてしまっているすずこの血液検査表。8月22日。
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4日間の静脈点滴で数値が計測範囲内になった。
上の段が25日。下の段が26日。
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数値が下がり始めると後はほぼ安心らしい。人間もそうだって。
今日は動物病院がお休みだったので、自宅で待機。
明日は通い点滴してきます。
助かったすずこを見ていると、助からなかった銀チャンを思って、
嬉しい反面悲しくなる。
以前に大島弓子女史の漫画の中で、
弓子女史が最初に飼っていた猫の『サバ』を腎炎で亡くしたときの思いをこう綴っている。
猫が死ぬということは
悲しいを通りこして
罪の意識がおそってきたのだ
みすみす死なせてしまったという罪の意識が
食べられなくなり寝られなくなってしまった
その後、弓子女史は二匹目の猫『グーグー』を飼う。
二度目の猫はトクである
死んだ猫の分まで大切にされる
ということはサバがグーグーを守っているのだ
・・・・・・・・・
(グーグーだって猫である①)
あぁ、そうかもしれない。
銀チャンを思いながら他の猫の世話をするってことは、
銀チャンが他のニャンズを守っている、ってことになるのかもね。
・・・にしてもグリーフワークの道のりはまだまだ続くようです。
それはそれとしてそろそろ日常に戻らねば。。。
では。