新型コロナ治療にインフルエンザ薬「アビガン」検討
2/22(土) 16:07配信

 

新型コロナウイルス感染症の治療について、厚生労働省がインフルエンザの治療薬「アビガン」などを使用する方向で検討し、手続きを進めていることが分かりました。

 

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そりゃあよかったね!

 

 

・・・って、おいおい、お前ホメオパスだろ?
ホメオパスとしての見解は?と問われそうだけれど、

インフル薬に効果があるのなら、これでサクッと治したらええやん?

と思っています。

 

高齢者や基礎疾患のある方々は戦々恐々としていらっしゃるだろうし、
早くて確実な方法が一番ではないでしょうか。

 

っていうか、こんな風に国民全体が不安に陥っている中、
「コロナウィルスにはホメオパシーのこんなレメディがいいですよ~」
なんて呑気な発言なんかする〇カいるんかい?
って思っていたら、
「コロナ対策のレメディーが急きょ発売されました!ホメオパシーはパンデミックに強い!」
って商品の宣伝した、リアルにそんなバ〇なホメオパスがいてネットで炎上したようです。
(あえてソースは載せませんがね・・・)

ホメオパシーで効果があった症例がひとつとしてあるわけではない今の時点において、
ただでさえホメオパシーは色眼鏡で見られることが多いのだから、
軽はずみな発言は避けて頂きたいです。

おとーは「まっ、このひとも商売だから」と笑い流していたけれど、
こんな風に世間の空気を読まないお花畑の人がホメオパシー界には多いから、

こちとら迷惑するんじゃい!

 

 

 

えーと、では我が家ではどんな対策を講じているかというと、
私は体質レメディの高ポーテンシーをたまに摂っている最中なので、
それを続けながら、週に一度
咳の症状によく効いたAnt-t.とTub.(どちらも結核マヤズム)の30cを
おとーは、おとーに合うRhus-t.30cを摂っていこうと思っているところ。
お互いにそれがよくマッチしているのでシンプルにそれでいいか、と決めました。

ホメオパシーのレメディを使い慣れている人か、
もしくは腕のよいホメオパスに相談できる人以外はこんなときにホメオパシーはお勧めしません。

 

 

 

 

さて、中国では猛威をふるっているけれど、
中医学としてはどんなんだ?本場だろ?なんかいい薬ないんかい?
って日々ニュースをチェックしていたら、やっと昨日出た。

既存の薬と中国医学の伝統薬、新型肺炎に効果あり 専門家
2020年2月21日 14:46 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]

20200222中国

 

(以下抜粋)

■「清肺排毒湯」が有効

国家中医薬管理局科技司の李昱(Li Yu)司長によると、国家衛生健康委員会は6日、管理局と共同で、全土に対し中国医学の伝統薬「清肺排毒湯」の使用を推奨する旨を通知した。10省57病院で701人の患者に「清肺排毒湯」を投与し観察した結果、130人が治愈・退院、51人は症状がなくなり、268人は症状が改善、212人は症状が安定し悪化しなかったという。

詳細データのある351人について分析すると、「清肺排毒湯」を服用する前に112人は体温が37.3℃を上回っていたが、服薬1日後で51.8%、服薬6日後で94.6%の患者の体温は正常になった。また、だるさや吐き気、のどの痛みなどの症状にも顕著な治療効果が見られた。

 

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清肺排毒湯?

知らんがな・・・。

 

 

よくわからない時は直接中国のサイトをのぞくのがベストで(同じ漢字文化だから半分はわかるんよ)、
それで調べたら

清肺排毒汤来源于中医经典方剂组合,包括麻杏石甘汤、射干麻黄汤、小柴胡汤、五苓散,性味平和。

とあって、
要するに(有名どころの)「麻杏石甘湯」(日本では「麻杏甘石湯」とされている)「射干麻黄湯」「小柴胡湯」「五苓散」を包括したもの、
って言ってるんです。
肺排毒汤_百度百科より)

 

方剤具合はこんな感じ。

麻黄9g、炙甘草6g、杏仁9g、生石膏15~ 30g (先煎)、桂枝9g 、泽泻9g 、猪苓9g、白术9g、茯苓15g、柴胡16g、 黄芩6g 、姜半夏9g、生姜9g、紫菀9g 、冬花9g、 射干9g、细辛6g、山药12g、枳实6g 、陈皮6g、藿香9g。

 

 

で、実際に「麻杏石甘汤」「射干麻黄汤」「小柴胡汤」「五苓散」の組成と比べてみると、
清肺排毒湯」は、ほぼこの4種類を混ぜ合わせたものとみていいんです。
(「射干麻黄汤」の“五味子”、「小柴胡汤」の“人参”、それから両方に含まれる“大枣”が入ってなかったのみ)

 

んで、上記4種で用いられている以外の薬も「清肺排毒湯」には入っていて、
それは“山药”“枳实”“陈皮”“藿香”の4つ。

“山药”はヤマノイモ科の自然薯や山芋、長芋の類。
“枳实”はミカン科のダイダイの幼果。
“陈皮”はご存じ陳皮のことで、これまたミカン科で温州ミカンが近い。
“藿香”はシソ科の多年草のパチュリ。

 

ということはだ、中医薬を調合して貰うのって結構お高いんですよ。煎じて飲むのも手間だしね。
だからツムラの漢方の「麻杏甘石湯」「射干麻黄湯」「小柴胡湯」「五苓散」を薬局で購入し服用しつつ、
山芋やミカンやシソを食べていれば、それなりに効果があるんではないだろうか?
(私はアロマのパチュリの香りが好きなのでこれはアロマに代用しても面白いかも)

 

 

・・・こんなことしゃべくっていたらおとーはゲラゲラ笑っていたんだけれどね、
なんでもやってみなくちゃわからないので興味のある方は試してみて下さい。
そんで結果を教えて欲しいわぁ💖

残念ながら、中医薬(漢方)は強すぎちゃってホメオパシーのレメディとは併用できないので、
私は試してみませんがね・・・。

 

 

ではでは。
まずは手洗いうがいが何より大事。そして早く寝ましょうね。