今夜はお鍋。鶏肉・牛蒡・コンニャク・エノキ・キャベツ・玉ねぎ・ネギ、ニンニク醤油、と出汁パック(笑)
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9月に出た『花だより みをつくし料理帖 特別巻』。
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私は新刊って滅多に買わなくて、中古本になってから買うのが常で(だって本て高いも~ん)、
で、この本もヤフオクの中古で350円の即決(サンデーくじで20ポイント付いたからお得だった!)で買ったんだが、私にしては高い方(笑)
『みをつくし料理帖』シリーズは面白かったからねー。
だから早く読みたかったのです。
以後ネタバレあり。
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内容紹介(Amazonより)
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。
澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。
あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋(しゅう)燕(えん)」。
澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。
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前半二つのエピソードは好みで後半二つは「う~ん・・・」でした。でも泣けたよヾ(・・;)ォィォィ.
最後のお澪と源斉さん夫婦を描いたお話は残念としかいいようがなかったなぁ。
源斉先生が疫病で多くの患者が死んでいくのを診続け心身共に参り、喉にモノが通らなくなってしまう。澪が「しばらくは先生だけの料理人で居させて下さいませ」と看病するのはいいんだが、作る料理が「目板カレイの煮つけ」「穴子の牛蒡巻き」「真鯛の蕪蒸し」「鯉こく」・・・と信じられないメニューが続く。
病人が鯉こく食うか?
お澪ちゃんも作家さんもどうかしていると思った。
結局は、生まれも育ちも江戸の源斉先生の為に、澪ちゃん手作りの江戸味噌でもって寒シジミの味噌汁を作ってあげて食欲が復活するんだが、
こういうのって基本中の基本でしょ?
ここまで話膨らませる必要があるの?
ってツッコミ入れながら読んでましたσ( ´Д`;)。o
でも、澪ちゃんもこのシリーズの作家さんも好きなので、好意的に解釈を試みてみた。
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①澪ちゃんは下手に料理の腕と知識があるせいで迷走してしまった。
②味噌汁に対する思いが関西人と関東人とでは違う可能性がある。
③作家さんはあまり体調を崩したことがなく、食欲不振の経験が不足している。
他に何かあるかな?
ちなみにおとーは九州出身で九州は麦みそが主流なんだそうだ。
麦みそも美味しいよね(゚∇゚*)(。。*)(゚∇゚*)(。。*)ウンウン.
「病気になったらやっぱり麦味噌のお味噌汁が飲みたい?」って(いまさら)訊いてみたら、
「別になんでもいいよ」とのお答えでした( ´_ゝ`)フーン
信州育ちの私はやっぱり信州味噌かな~。
では。