昨夜は巾着煮。そぼろが無かったので(!)『肉抜き』のヘルシー巾着煮になりました。おとーは「やっぱり肉が入っていた方が良かったかも・・・・でも美味しいよ」と言ってくれました。おとーは優しい(笑))
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豚肉と白菜の煮物。色合いが寂しいかな、と、クコの実をちらしたけれど、ちょっと変だ。
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今日は買い物に行く予定だったが強い雨が降っていたので、買い物はやめて冷蔵庫と冷凍庫にある材料で。
おとーの好物のから揚げもどき。
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大和芋のふわふわ。すった大和芋に出汁と卵を混ぜ、ストウブで蒸し焼き。
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裏はこんな風。ちょっと焦げちゃった(笑)ポン酢をかけて食べました。
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志賀高原の木村さんところのブドウ。シャインマスカットとピオーネ。
糖度が高すぎて風味が感じにくいかも・・・・と木村さんに言われたけれど、充分においしゅうございました。おとーも感激していた。
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昨日YouTubeで見た「五郎びつ」という話が、じ~んとくる話でねぇ(´;ω;`)ウッ…
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アタマの〇りない、・・・でも気持ちの優しい五郎が村人を飢饉から救った話。
簡単に言うと自己犠牲の話。
自己犠牲・・・で思い出すのは宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』で、これ二度ほど映画化されている。私はそれなりに思い入れのある話だったので見なかったけれどね。
というのも、
当時、その映画作品が貴い自己犠牲の話、という宣伝だったので(このへんの記憶はあいまい)、
「えっ?そうだったっけ?」と違和感を感じてしまったから。
確かに主人公が自分を犠牲にして多くの人を助けるストーリーだが、
なぜそうしたかというと、冷害によって幼い頃に自分が味わった苦しみ(両親の死&妹との離別)を再び多くの人々に味わわせたくなかったから。
私はこの話を自己犠牲ではなく自己の救済の話だと思ってた。勿論、彼の行いは立派だとは思うが、まずは自分の傷口ありき、のストーリーなのです。
でも考えてみれば、
犠牲となる主人公にまるっきり“傷口”のない自己犠牲のストーリーって滅多になくって
(そりゃそうだ、話が全然盛り上がらないからね)、
それがこのまんが日本昔話の『五郎びつ』は、そういう傷口が全然ない主人公が、
ただただシンプルに村の人たちを思い遣って自分の身を犠牲にする話で、
これはちょっと泣けます…( ノД`)シクシク…
「五郎は二十歳をとうにすぎても鼻を垂らしているような若者で・・・」と冒頭にナレーションがあって、
まぁ、強いて言えばその“アタマの〇りなさ”が“傷”なのかもしれんが、
村人の役に立つことが本当に嬉しそうで、その邪気の無い笑顔が、
それまた泣けるんよ…( ノД`)シクシク…
やっと、私は人生初の綺麗な自己犠牲の話を発見できて、
「まんが日本昔話」ってすげーなー、と、
この話ばかりでなく、「まんが日本昔話」ってホントにクオリティが高くって、
ここんとこ毎日感心しているのです。
では、おやすみなさい。
(夜はベッドの中で1~2話見てから寝るのが最近の習慣になりました)