すずこです。顔を近づけてぶちゅ~っとキスすると嬉しそうな顔をする(笑)
↓
ももこはてんまると時々くっつきたがる時があって、でもてんまるはあんまりくっつくのは苦手みたいで、なのでこの時も難しい顔をしている(笑)
↓
————————————————————————————————————-
北京五輪で興味を引いたのはワリエア選手のドーピング問題と金メダルをとれなくて癇癪を起したトルソワ選手だったんだけど、
そうじゃなくてもフィギュアスケートは好きなので一通りYouTubeで配信されたのを見た。
その中で一番に感動したのはフィギュアペア。
いつの間に日本のフィギュアペアはこんなに強くなっていたの?ってびっくりして、
7位入賞とのことだったけれど私的には金メダルでした。
↓
NHK | 【ノーカット】三浦 璃来 木原 龍一は自己ベスト更新し7位 日本勢過去最高順位 | フィギュアスケート ペア フリー | 北京オリンピック
二人の息がぴったりと合わさり、最初は硬かった二人の表情がどんどん輝くような笑顔に変化し、最初から最後まで渾身の思いが伝わってきてなんだか泣けちゃった・・・
物凄く感動したのは曲の効果もあったと思う。使用された曲はショーン・フィリップス(Shawn Phillips)の『Woman』。ネットでは「エモい」と話題になっていたようです。
あんまり良い曲だったんでこの曲についてもっと知りたくて検索したんだけれど(日本語で)詳しく書いてあるのがなくて・・・。
誰か英語に詳しい人が説明してくれてもいいのに「誰かいないのかなぁ」と待っていたのですが、誰もうんともすんとも言わないので英語のできない私が英語のできない私なりにちょっと書いてみることにしました。
これを読んでどなたか英語のわかる方が補足して頂けると嬉しい。
そもそもこの曲の正式なタイトルは『She Was Waiting For Her Mother At The Station In Torino And You Know I Love You Baby But It’s Getting Too Heavy To Laugh』というもので、長くてややこしいので一般的に『Woman』と呼ばれている。だいたいこんな長いタイトルつけるのってこの時代に流行っていたのかな?それともShawn Phillipsはちょっと変わったタイプなのかもしれない(苦笑)
Shawn Phillipsはアメリカのシンガーソングライター兼ミュージシャンで、主に1960年代と1970年代に活躍したらしい。ジャンルはフォークロック(folk rock)。フォークロックとは文字通りフォークとロックが結合された楽曲のこと。
『Woman』の歌詞。
↓
———————————————————————————
She Was Waiting For Her Mother At The Station In Torino And You Know I Love You Baby But It’s Getting Too Heavy To Laugh
(more commonly known as “Woman“)
The glow around your face
When you see the lightning race
I know I’m very near
And I can hear the thunder
A woman of perplexity
A woman for eternity
A woman of the land
A woman for a man
I’m down on my knees
And I’m saying: “Please believe me”
It’s hard to fall out of love completely
It’s harder to find a way to come back discretely
To speak of things anew
To weep in quiet blue
Brocade upon your bed
Memories should fade, at least of you
A scepter of ice and fire
The specter of my desire
A girl child of such loveliness
A woman of my emptiness
A woman of fame, renown
A woman who kicks the clown
A woman of the land
A woman for a man
(https://lyricstranslate.com/ja/shawn-phillips-she-was-waiting-her-mother-station-t-lyrics.htmlより)
———————————————————————————
「…え?…なにこれ?(´・ω・`)ァン?」
全然意味が分からないんですが…、というか
「単語さえわかれば後は勢いでなんとかなる」という私のいつもの手が使えなくてビビっちゃったんだけれど、
・・・ああ、これっていわゆる“韻”を踏んでいたのね。。。
例えば1、2行目の
The glow around your face
When you see the lightning race
の場合は1行目の「face」と2行目の「race」の”ace”、
3,4行目の
I know I’m very near
And I can hear the thunder
の場合は「near」と「hear」の”ear”、(「thunder」もアーと語尾を伸ばすからまぁまぁ近いかも?)が韻を踏んでいます。
5~8行目の
A woman of perplexity
A woman for eternity
A woman of the land
A woman for a man
に関しては、
どれも頭に「A woman」があって、その後は交互に「of,for,of,for」と綺麗に順繰りに並べて、そんでもってその後は「perplexity」と「eternity」の”ity”、「land」と「man」の”an”が韻を踏んでいる。
こういうのをお洒落な言葉遊びというのかな?
おとーは「日本人だったら谷川俊太郎みたいな?」と言って、「なるほどー、うまいこと言うなー」と私は感心してしまった。谷川俊太郎の詩のような軽妙さはないけれど。
「わけのわかんなさではサザンオールスターズの歌が近いかも」とも言うおとーは私以上にこの曲の真髄をさっさと理解した模様(笑)
ショーン・フィリップスの甘い歌声と奏でる柔らかな音楽の中で、
こんな風に韻を踏みまくり、しつこく同じ単語を繰り返すことによって、
なんだか催眠術にでもかかったような不思議な心地よさを感じさせてくれる。
こういう曲は、連なる言葉のイメージをパズルのように繋げていってそれぞれがそれぞれに見える風景を作り上げていく、って感じ方でいいのではないかと。
かなり強引ですが、文法を激無視しつつザックリと言葉の意味を繋げてみました。
↓
———————————————————————————
The glow around your face
When you see the lightning race
I know I’m very near
And I can hear the thunder
途切れることのない稲妻の輝きがあなたの顔を縁取る。
あなたの傍で雷鳴が聞こえている。
A woman of perplexity
A woman for eternity
A woman of the land
A woman for a man
当惑の中で永遠を求める女。
大地の一部であり、そして男を求める女。
I’m down on my knees
And I’m saying: “Please believe me”
It’s hard to fall out of love completely
It’s harder to find a way to come back discretely
私は崩れ落ち呟く…「どうかわたしを信じて欲しい」
愛から抜け出すのは難しく、戻る道を見つけるのは難しい
To speak of things anew
To weep in quiet blue
Brocade upon your bed
Memories should fade, at least of you
再び口を開き、そして陰鬱にすすり泣く
ベッドの絹掛け
忘れ去った方がいい、少なくともあなたのことは
A scepter of ice and fire
The specter of my desire
A girl child of such loveliness
A woman of my emptiness
氷と炎の(王が持つ)笏
欲望の亡霊
愛らしい女のコ
空虚に潜む女
A woman of fame, renown
A woman who kicks the clown
A woman of the land
A woman for a man
名声の中の女
道化師を蹴る女
大地のあなた
男を求めるあなた
———————————————————————————
(う~ん、やっぱり無理があるか・・・・)
では。