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こんな記事を見つけた。
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末期がんになって気づいたことがある 「余命1カ月」の男性が、世を去る4日前に遺した言葉
「余命1カ月」。今夏、そう医師から宣告を受けた千葉県船橋市の男性がいる。「残された日々とどう向きあえばいいのか知りたい」。しかし、がんを克服した人の話は多々あれど、死を覚悟した人が必要とする情報がほとんどない。「治らないがんもあるのに」。やせ細った体から言葉を絞り出して話す男性が、自身の命をかけて取材に応じ、死と向きあう心のうちを明かした。
(後略)
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ホメオパシーだったら救われます、なんて アホ なことは言いませんよ。
10年前のHomeopathyスクールに入りたての頃、
同期に男性医師がいて、
「ホメオパシーだったら癌は治りますか?」とか、
「○○はどうですか?治りますか?」
ってな質問を矢継ぎ早に講師陣にしていたのを良く覚えている。
この人と結婚したら幸せになれますか?
と一緒で、
そんなこたー、わからんよ。
としか言いようがない。
そういう治療法を選択した、という、
もうそれぞれの生き方の話だから。
今日はヘアカットに行ってきた。
そこの理容師さん(私は理容室に通っている)のところの17歳の老犬が、
乳癌を患っていて自宅で緩和ケアをされているとのこと。
「もう薬で眠らせているんですよ」
「さすってあげようとしても痛がって噛みつこうとするんです」
「楽にさせてあげる薬はあるんですよ、とは獣医さんから言われているんだけどね」
と寝不足且つ涙目で語られていた。
ホメオパシーRemedyで、
It is the remedy for pain of death; soothes the last struggles.
(死の痛みの救済策。最後の闘いを落ち着かせる)・・・←要は逝かせてあげるレメディってことかな。
『TARENTULA CUBENSIS』(Cuban Spider キューバのクモ)
というRemedyがある。癌の末期にも良いとされている。
私がホメオパスであることは理容師さんに伝えてはいるけれど、
こういうRemedyがありますよ、とは云えなかった。
実際問題として、
「もうダメだ」という“見切り”なんて、愛する相手にできるわけがない。
ということで、
「安らかな日を一日でも多く過ごさせてあげられればいいですよね」
と言って帰宅の途についたのでした。
サヨナラって難しいよね。
では。