最近、だし汁が人気らしい。
肉や野菜を素材にしたカップ入りの「だし汁」を、コーヒーなどのドリンク代わりに楽しむ人が増えている。美容効果も期待できるタンパク質やカルシウムなどを手軽に摂取できるとあって、健康志向の強い30~40代の女性らを中心に人気が高まっているようだ。
東京都内を中心に店舗を持つコンビニエンスストアのナチュラルローソンは先月23日、全店で「ブロススープ カップ」(324円)を発売した。子牛の骨からだしを取った「ボーン」と、ニンジンやタマネギなど5種類の野菜を使った「ベジタブル」の2商品があり、テスト販売での好調を受けて本格展開に踏み切った。
カップ入りのだし汁は、カフェインレス飲料として米ニューヨークでも人気があるといい、ローソンの担当者は「手軽に栄養が取れてカロリーも低い。コーヒー代わりに楽しんでほしい」とアピールする。
また、かつお節メーカーのにんべん(東京都)は、だし汁を手軽に楽しめるバー形式の「日本橋だし場」を2010年から国内外に5店舗開設。かつお節のみと、昆布を混ぜた2種類(レギュラーサイズで各1杯100円)を販売しており、今年3月末までに東京・日本橋の本店だけで累計77万杯が売れたという。
—————————————————————–
確かにお出汁の味って幸福感に包まれるしホッとリラックスできるので、嗜好品としてもイケるねぇ。
だし汁を常飲する・・・で思い出したのが甲田式のすまし汁断食。
もう15年位前にこの本を読んで、以来朝食抜き(たまには食べる)。
↓
甲田先生(甲田光雄)が書いた本ではないが良い本ですよ。
甲田式というのは、
西式健康法を基本に、菜食の少食療法を確立した西式甲田療法のことで、
西式健康法とは西勝造(1884年から1959年)が編み出した健康法のこと( 西勝造とは日本最初の地下鉄道である地下鉄銀座線の設計責任者を務めた土木技師)。
西式甲田療法は他にも「温冷浴」というのもあって(水風呂1分→湯風呂1分→水風呂1分→湯風呂1分→・・・を交互に計7回。必ず水で終わる)、これもトライしたことがあったんだけれど、あたたまらないわ、リラックスできないわ、で、やめた。
滋賀県在住の経絡指圧師の私の友人が、自己免疫疾患で甲田先生に診て貰ったことがあった。その友人の紹介で大阪の西式甲田療法運動療法を行っている施設に遊びに行ったこともある。
なんだかんだ首をつっこんだが、結局続いているのは「朝食抜き」のみ。
これを始めてすぐに大分体調がスッキリした記憶があって(全身の皮膚の状態がよくなった感じがあった)、だから人にも勧めているけれど、世間は「朝食はちゃんと食べなきゃ」って人ばかりなので普及活動はやめた(笑)
ラッキーなことに、おとーは「一日三食は食べ過ぎ」という考えの持ち主なので朝は基本食べない。主義を変えることのないまま結婚生活に突入できた。
・・・というわけで、甲田式療法のプチ信奉者だったのだが、
6年前に酷い皮膚の炎症が起こった時は、三週間の断食でも皮膚は改善しなかった。
「全ての病を網羅する療法なんてないのかもなぁ」とかなりガックリきたけれど、
それでも甲田式療法は素晴らしいと思えるのでプチ信奉者は続けています。
(甲田先生は地球環境を考えて「少食」を訴えていた。命を頂くって意識の大事さを説いていたところが素晴らしいんです)
前書きが長くなりましたが、
おとーにすまし汁断食の「すまし汁」について説明したら興味を持ってくれたので、
久しぶりに作ってみた。
↓
材料(1食分)
・水 540ml(3合)
・乾燥昆布 10g
・乾燥しいたけ 10g
・黒糖 30g
・しょうゆ 20~40ml
①540ml(3合)の水と昆布・干しシイタケ各10gを入れ、数時間置く
②火にかけ、沸騰手前に昆布とシイタケを取り出し、しょうゆ20~40ml入れる
③本来は②に黒砂糖30gを溶かすが、別々でも可
④これを1食分として1日2回、昼・夜に熱いうちにいただく
⑤カツオブシ・煮干しは動物性なので使わない
このままのレシピだとお醤油が濃いので少しずつ味を確かめながらの方がいいかも。
「黒糖がない~、買ってこようかな」と言っていたら「いらないよ。本格的な断食じゃないもん」とおとーに言われたので黒糖は入れなかった。入れなくても確かに美味しい。
(と、ネットであちこち確認したら「醤油10cc」としているところもあった。確かに上記の分量だとかなり味が濃い)
「明日、仕事先に持っていこう」と乗り気のおとー。
「だし汁を飲む」という行為が気に入ったみたいで、「昆布だけでもいいよ~」なんて言ってる。
確かに『昆布+醤油だけ』でも普通に美味しいよね。
動物性でないところが好感が持てます。
お昼にこのすまし汁をお互い1食分ずつおとーと飲んだら、飲んで1時間経過後、早速おとーが下痢してた。2回も。デトックスか?
「免疫抑制剤飲んでるから、毒はかなり溜まってると思うよ」とおとー。
でも「続ける」なんて言ってるから、しばらく様子を見てみることにした。
私も飲みます♪私も反応欲しい~♪
では。