今夜は鯛のアクアパッツァ。

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鯛の顔。

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デザートはイチゴ大福。

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「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限 川上未映子さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000058-asahi-soci

(以下抜粋)

3月8日は国際女性デー。作家の川上未映子さんは、4歳の息子さんに「男女のフェアネス」を徹底して伝えているといいます。そのわけは――。

いま4歳の息子は、3歳の頃から「男は強くて女は弱いんだよね」とか「男は女を守るんだ」とか言うようになりました。そういう価値観を外でがんがん仕入れてくるんです。その都度、一つひとつ「違うよ」と解除しています。

おなかが減るのに男も女も関係がないように、悲しいやうれしいに男も女も関係がないように、強い弱いに男や女は関係ない。その時、余力のある人が弱っている人を助けるだけ。男でも弱っている人がいるし、女でも強い人もいるよ、と。

・・・だから、男女のフェアネスということは徹底して伝えています。

先日、「配偶者に主人や嫁という言葉を使うのはやめよう」とコラムで書きました。パートナーとは対等な関係であるべきなのに、なぜ主従関係や属性を表す言葉がいまだにこんなに使われているのか、と。

稼ぎの多さとか専業主婦だからとかは関係ない。家庭に主従の構図があるのはおかしい。主人なんて言わず、嫁なんて呼ばずに、フェアであるべきです。

「呼び方なんてたいした問題じゃない」と言う人もいる。でも言葉って本当に大事。男性でも女性でも、配偶者を「これ」とか「おまえ」とか呼ぶようになってきた時から、DVとかそういう関係が作られていくんですよ。主人とか嫁とか呼ばれていると、そういう関係性が内面化されていく。だから言葉の力を馬鹿にしてほしくないんです。

男性も「男らしくあれ」とか「男は稼いでいくら」とか、そういうものから自由になってほしい。戦いごっこに興味のない男の子だって、強くない男の人だって、当たり前にいる。男も女も、もう、望んでいない「らしさ」から解放されましょうよ。

 

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明日は『国際女性デー』とのこと。
のほほん過ごしている私には「ふぅ~ん」て感じなんだが、

女性と子ども110人が餓死、拡大するソマリアの飢饉
https://news.biglobe.ne.jp/international/0307/rtr_170307_8472257084.html


こんな記事を読むと「男は餓死しないわけ~?」と憤然としてくる。
弱いものにしわ寄せがいってるってこと。
・・・にしても、ほんとに一人も男が餓死していなかったとしたら、それってかなりショック。

(国連、ちゃんと仕事してよ~。)

体力的な差がある以上、小さな男の子が「男は強くて女は弱いんだよね」って感じるのは仕方ないと思う。
いちいち「違うよ」って訂正するのもどうかな。
むしろ「女の子には優しくしなさい」「いじめられていたら守ってあげなさい」って教え込んでおいて、
男の子自身が成長していくなかで、おませで生意気な女の子にやり込められていきながら
「あれっ?女って意外に強いんだな」って理解を深めていくいくくらいでちょうどいいと思うんだよね。

 

さてさて、配偶者の呼び方については私も違和感は常に感じている。
うちは家の中では「おとー」。おとーは私のことを「おみっちゃん」と呼ぶ。
外では私は「主人」。おとーは「妻」と呼んでいる(と思う)。
「主人」と呼ぶのはそれ以外に呼びようがないから。
「旦那」はちょっと乱暴な気がするし、「旦那さん」はバカっぽいし(“さん”づけっておかしいべ?)、
「夫」っていうのはなんだか文書を読み上げているみたいだし、
で、「主人」に落ち着いた。場によっては苗字を出して「○○がこう申しております」ってな言い方をしたりする。
誰か良い呼び名を考えてくれればいんだけれど・・・。
この川上未映子さんて方はどのように呼んでいるんだろうね。どうして言わないのかな?

でも、
男性でも女性でも、配偶者を「これ」とか「おまえ」とか呼ぶようになってきた時から、DVとかそういう関係が作られていくんですよ。主人とか嫁とか呼ばれていると、そういう関係性が内面化されていく。
ってところには違和感を感じる。
関西じゃあ、「嫁」って方言のようなニュアンスでもあるし。
「主人」「嫁」がどうのこうのよりも、
「これ」「おまえ」呼ばわりする奴は、男尊女卑以前に人としてどうしようもないヤツだと思う。
そういうヤツって、男と女の枠じゃないとこだって、相手に対して尊大な態度をとるんだよ。

 

そうそう、「女っていいよな。結婚すればいいんだもんな」って言い方する男がいるが、
そういう人たちって大抵人生にクスぶっているのばかり。
私にもし息子がいてそんな口のきき方したら「情けないっ!」ってひっぱたいてやる。

 

まぁ、こういうことって、あれこれ語りだすとキリがないんだけれど、
最後に。
最近、男女間の割り勘論をよくネットで目にするが、


男だったらおごれよ

 

って思う。
厳密に言えば「ここは俺が払うから」と言って欲しい。
はなっから100%タカろうとするのは よっぽどバカな女で、
大抵の女は食事の間、男の人となり、懐具合なり、金銭感覚なりを観察して、相手を値踏みしながらこちらの出方を考えている。
「払うよ」って男が言ったって、
ちゃんと気が利く女は「そんな悪いです」って言うし、
譲歩して「半分払わせて下さい」って言ったりもするし、
「では次の機会は私が払います」って言うもんだ。
それをケチくさって「女だって半分払えよ」ってな風潮がまかり通り始めちゃったから、
結婚したくても結婚できない男が増えてんだよ。

男だって女を値踏みするチャンスなのにさ。

 

ちなみに私は自分が誘ったときは(相手が男でも女でも)
「私が声をかけたんだから、私が払うよ」ってスタンスをとってる。
自分の為に時間を割いてくれたんだから払うのが当たり前だと思ってる。
なんとなく会合の流れで「ご飯でも食べて帰ろうか」って時は、割り勘にするけどね。

 

というわけで、国際女性デーの話から割り勘論になっちゃったけれど、
男はね甲斐性があれば女の反感は食らいません。

 

では。