つるミミエデン。おとーが「可愛いねー!」と絶賛している。

20170523つるミミエデン

 

ノスタルジー。こちらもおとーのお気に入り。

20170523ノスタルジー

 

ミニのつるバラ。左がロビンフッドで右がモーツァルト
モーツァルトはロビンフッドとRote Pharisäerというバラの交配種。モーツァルトの方が繊細な雰囲気。
ロビンフッドはモーツァルトよりも強健。これからもっと花をつける。

20170523ロビンフッドとモーツァルト

 

ドミニクロワゾーが蕾が枯れる程日射しで弱っていたので半日蔭の場所に移動。

20170523ドミニクロワゾー

 

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今夜は鶏肉のチリソース風とイカ焼き。イカは醤油と酒と味醂につけて冷凍しておいたものを解凍して、フライパンに油を薄くひいてさっと焼き、煮汁に味醂と醤油を足して煮詰めたものをかける。おとーが「うまいっ!」と大喜びだった。

20170523晩御飯

イカも鶏肉も平らげたおとーは、満腹で動けず「ウンウン」唸って具合が悪そうだった。
おかずが多かったみたい・・・。

 

 

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「日本でも組み換え作物栽培を」北海道農家の訴え
日本経済新聞2017年5月23日(火)

(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO16446860W7A510C1000000/)

日経遺伝子組み換えニュース1

北海道北見市の農家、小野寺靖さんは遺伝子組み換え甜菜(てんさい、シュガービート)の栽培許可を求めて北海道庁に働きかけなどをしている。除草剤耐性をもつ品種の栽培ができれば生産性が上がり経営拡大につながると考えるからだが、実現の道は容易に見えてこない。組み換え品種が必要と考える背景などを聞いた。

日経遺伝子組み換えニュース2

■大変な除草作業、今のままでは農家は減る一方

 ――遺伝子組み換え甜菜が必要だと考えるのはなぜですか。

北海道北見市の甜菜農家、小野寺靖さん。小麦やジャガイモなども栽培する
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北海道北見市の甜菜農家、小野寺靖さん。小麦やジャガイモなども栽培する
「甜菜は4月下旬から5月初めに畑に苗を植えて、収穫は10月末から11月上旬になる。生育期間がほかの作物に比べて長く、その間に雑草が生えるためしっかりした除草が欠かせない。かつては『でめんさん』と呼ぶアルバイトのおばさんたちにお願いして人手で除草していた。今は人が集まらず家族で作業するしかない。たいへんつらい作業だ。もちろん除草剤も使うが、散布量が増えてコストが2、3倍になっている。ざっといって10アールあたり1万円はかかる。またそんなに除草剤をまいていていいのかという思いもある」

作付面積の減少は農業従事者の高齢化が大きな要因で、労働負担の軽減が課題とされる
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作付面積の減少は農業従事者の高齢化が大きな要因で、労働負担の軽減が課題とされる
「(米モンサント社の『ラウンドアップ』という)除草剤に対する耐性をもつ遺伝子組み換え甜菜は農水省などの安全評価を経て国内で正式に栽培が承認されている。これを使えば労働集約的な作業を減らし家族で取り組む農作業が楽になる。今のままでは栽培する農家が減っていってしまうが、組み換え品種が使えれば、栽培面積を増やし生産性をあげることができるだろう。甜菜は政府の勧奨作物で交付金をもらって栽培しているが、交付金を減らせる可能性もある」

――北海道には遺伝子組み換え作物の栽培を厳しく規制する条例(2005年公布)があります。

甜菜の苗は4月半ばまでビニールハウスで育てられ、紙製のポットに入ったまま畑に植えられる(北海道北見市)

日経遺伝子組み換えニュース3

甜菜の苗は4月半ばまでビニールハウスで育てられ、紙製のポットに入ったまま畑に植えられる(北海道北見市)
「栽培を実現するには様々なことをクリアしなければならないと承知している。先ごろ道立総合研究機構に栽培試験をするよう要望したが、3月に『実施できない』と門前払いの回答をもらった。1人で活動していては限界があるので、賛同してくれる農家の有志、24、25人に集まってもらい『テンサイ栽培研究会』を設立、4月に北見市で公開セミナーを開いた。農協や精糖会社も遺伝子組み換え甜菜には否定的なので、物事が簡単に動くと楽観はしていない。ただ何もしなければ何も変わらない。甜菜農家の実情と遺伝子組み換え品種を栽培することの意味を世間の人に広く知ってもらいたい」

 ――除草剤耐性の組み換え品種を使えば、除草剤をまくのは1回ですみますか。

「1回か2回か、そこはわからない。だからこそ栽培試験をしてもらいたい」

 ――非遺伝子組み換え品種との交雑を心配する声があります。

「遺伝子組み換えの有無にかかわらず、品種間の交雑がまったくないということはいえない。これは農家の常識だと思う。交雑も含めて安全性には問題がないと政府が評価している」

承認済み遺伝子組み換え食品

■生き残るには技術革新が必要 自動運転やドローンも

 ――遺伝子組み換え作物に関心をもったのはいつからですか。

「20歳くらいの時に道立農業大学校で学んだ際に、学生寮で仲間と『草取りは嫌いだから、除草剤耐性の品種があったらいい』などと冗談で話していたら、その後、遺伝子組み換え大豆が世に出て『すごい』と思った。『甜菜もできないのか』と思っていたら、日本モンサントが茨城県の試験圃場で組み換え甜菜の栽培試験をするというので見に行った。モンサントの人は甜菜栽培に詳しくないので指導もした」

「日本は遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシなどを輸入して普通に食べている。それなのに国内で栽培してはいけないというのは納得がいかない。農家が生き残るためには技術革新が必要だと思う」

 ――遺伝子組み換えのほかに農業のイノベーションというと何ですか。

「全地球測位システム(GPS)を利用したトラクターなどの自動運転やドローンの活用がある。環太平洋経済連携協定(TPP)対策の補助金もあって自動運転はかなり普及してきた。畑に畝を切って苗を植えるのは熟練が必要だが、自動運転だとあまり経験のない人でもうまくできる。熟練者に頼む必要はなく、私の息子がやっても差が出ない」

「ドローンで上空から畑の状態を見渡し、色の違いからどこにどれだけ肥料をまくのがよいかがわかる。肥料をまく機械の性能もあがっておりデータをやりとりすれば、肥料の量を精密に調整できる。情報技術(IT)を実践的に導入する試みはここ10年でかなり進んだ」

(あとがき略)

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げげっ。

モンサントってあのモンサントでしょ?

ラウンドアップってあのラウンドアップでしょ?

 

『モンサントと農民自殺』

 

「種子を握れば、我々の命を掌握できる。食糧を支配できるんです。彼ら(モンサント)は世界中の食糧を支配しようとしています」(「モンサントの不自然な食べもの」より)

 

モンサントの話をしだすと長くなるからそれはまぁ置いておいて。

遺伝子の組み換えの食品が多くなってくるのはもう仕方ないのかな、という思いもあって、
そこは表示義務をきちんと果たしてもらって(加工食品はある程度目をつぶって)、
消費者が考慮し選択していけば・・・、と思いきや、
『非遺伝子組み換え品種との交雑』について「・・・交雑も含めて安全性には問題がないと政府が評価している」とこのおっさんが軽く流しているのにはちょっとびっくらこいた。

政府の言うことなんかあてになるのかよ、おい。交雑しちゃったらヤバいでしょ。
遺伝子の汚染?遺伝子の浸食?
とにかく表示なんかできなくなるじゃん。

 

種子法(主要農作物種子法)も廃止されちゃったしね。
「種子法廃止=モンサント遺伝子組換え種子推進法」ということ。
これ、モンサントが農作物のタネを一切握るということ。
農家は今後ずーっと、モンサントから種&除草剤(ラウンドアップ)を買い続けなければならない。

 

なんとまぁ。。。

 

10000歩譲ったとして、
遺伝子組み換え自体を良しとしても、
この調子じゃモンサントに最後まで食い尽くされるよ。

ふぅ。。。

 

では。